2013年3月
福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の長期的影響把握手法の確立,5; スクレーパプトによる土壌中放射性セシウムの深度分布調査
日本原子力学会2013年春の年会
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東大阪
福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の長期的影響把握手法の確立に関する調査において、国際原子力機関IAEAにおいて標準的な方法として認められているスクレーパプレートを用いた土壌中における放射性セシウムの深度分布調査を福島第一原子力発電所から80km圏内の85箇所で実施した。土壌試料は、1箇所につき深度0$\sim$0.5, 0.5$\sim$1.0, 1.0$\sim$1.5, 1.5$\sim$2.0, 2.0$\sim$3.0, 3.0$\sim$4.0, 4.0$\sim$5.0及び5.0$\sim$8.0cmの計8試料を採取し、土壌試料中の放射性セシウムの放射能濃度はゲルマニウム半導体検出器を用いて測定した。本調査は平成23年12月にも実施しており、同一箇所における土壌中深度分布の経時変化を確認した。