2016年9月
福島における放射性物質の分布状況調査と関連研究,8; 木材モニタリング装置の開発
日本原子力学会2016年秋の大会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 久留米
東日本大震災に伴い発生した福島第一原子力発電所の事故により森林に降下した放射性セシウムは森林生態系を循環し、樹木の幹や枝などの木質部分に、その量は少ないものの蓄えられることが知られている。福島県は東北でも有数の木材産業地帯であるため、木材製品に対する検査体制を確立し、その安全性を証明するための製材品用検査装置を開発した。本装置の特性は、粒子・重イオン輸送計算コードPHITSを用いて評価し、その実用性を検証することができた。