2016年4月 - 2019年3月
加齢性難聴になりにくいマウスを用いた感音難聴発症機序の解明と予防法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究により、①アストロサイトのミトコンドリア機能に関する基礎的知見(呼吸活性の雌雄差や培養アストロサイトの高いβ酸化能力)、②内耳への遺伝子導入系の確立(成体マウスに対するアデノ随伴ウイルスの後半規管投与)、③遺伝子改変マウスの表現型を評価する際の注意点に関する知見(Cdh23遺伝子のpassenger gene問題)、④ω-3脂肪酸負荷が加齢性難聴の進行を抑制するというデータ(遺伝学的にω-3脂肪酸が体内に豊富に存在するFat-1マウスの解析)の入手が可能であった。
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- 課題番号 : 16K11170
- 体系的課題番号 : JP16K11170