2010年 - 2011年
化合物探索から単離したサリチル酸アゴニストを用いた植物免疫ホルモンの受容機構解明
文部科学省 科学研究費補助金 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 22780036
- 体系的課題番号
- JP22780036
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,030,000円
- (直接経費)
- 3,100,000円
- (間接経費)
- 930,000円
- 資金種別
- 競争的資金
サリチル酸(SA)は植物免疫応答を司るホルモンだがその作用機序は不明である。本研究ではSAアナログであるImprimatinC1を利用したSA受容機構解明を目指した。ImprimatinC1は生体内での代謝を受け4-chlorobenzoic acidとして作用することがわかった。また、ImprimatinC1はSAの多面的機能のうち防御遺伝子発現誘導能のみを模倣した。ImparimatinC1非感受性シロイヌナズナ変異体を探索し、恒常的に防御応答を活性化する3変異体を同定した。これらはSA受容体に変異を持つ可能性が考えられた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22780036
- 体系的課題番号 : JP22780036