講演・口頭発表等

福島第一原子力発電所事故に伴うJAEA大洗の環境放射線モニタリング; モニタリングポストの測定結果

日本保健物理学会第44回研究発表会
  • 山田 純也
  • ,
  • 瀬谷 夏美
  • ,
  • 羽場 梨沙
  • ,
  • 武藤 保信
  • ,
  • 清水 武彦
  • ,
  • 高崎 浩司

開催年月日
2011年10月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
水戸
国・地域
日本

福島第一原子力発電所事故の影響により、大洗研究開発センターにおいてもモニタリングポストの線量率が上昇した。本発表では、当センターが保有するモニタリングポストで観測された線量率データの変化について考察する。当センターのモニタリングポストは、2011年3月15日及び21日に放射性プルームに起因する顕著な線量率上昇を観測し、その線量は2000-3000nGy/h程度となった。放射性プルーム通過後の線量率の推移には違いが見られ、3月15日の場合、線量率は500nGy/h以下まで急減したのに対し、21日は緩やかな減少を示した。このことは21日の降雨により、より多くの放射性物質が地表へ降下したことに起因する。線量率のトレンドは、すべてのモニタリングポストで上記の傾向を示した一方、線量率レベルはモニタリングポストの設置場所で大きく異なった。特に高い線量率を示したモニタリングポストは、周辺の樹木に占める松の割合が高い傾向にあった。このことから、松葉に付着した放射性物質からの線量寄与が示唆された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5032197