講演・口頭発表等

モニタリングポストの測定値から大気中I-131濃度を推定する手法に係る検討

日本原子力学会2014年秋の大会
  • 山田 純也
  • ,
  • 瀬谷 夏美
  • ,
  • 羽場 梨沙
  • ,
  • 武藤 保信
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  • 橋本 周
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  • 清水 武彦
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  • 高崎 浩司
  • ,
  • 横山 須美*
  • ,
  • 下 道國*

開催年月日
2014年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
京都
国・地域
日本

福島第一原子力発電所事故初期における大気中I-131濃度の同一地点における連続的な測定データは非常に限られたものであった。このことは原子力災害時のような混乱した状況下で、空気サンプリング試料の$\gamma$線核種分析に基づく大気中I-131濃度の評価が容易でないことを示している。このような背景を踏まえ,比較的容易に測定できるモニタリングポストの測定値から大気中I-131濃度を推定する手法について検討した。本手法では測定値としてNaI(Tl)検出器の波高分布から得られるI-131の364keVの光電ピークカウントを用いた。この測定値に放射線輸送計算コードEGS5により計算した濃度換算係数を乗じることで大気中I-131濃度の推定を試みた。本発表では濃度換算係数の計算結果を中心に報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5047036