2020年7月 - 2022年3月
位置情報を加味した単一細胞シークエンス解析による卵巣明細胞癌発症機序の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
子宮内膜症から卵巣明細胞癌に移行するにつれて蓄積されるゲノム・エピゲノム異常を明らかにし、卵巣明細胞癌の発症メカニズムを解明することを目的とした。正常子宮内膜、子宮内膜症、明細胞癌をサンプリングし、全エクソンシークエンス解析を行い、子宮内膜から明細胞癌でのゲノム異常の連続性を明らかにした。次に、正常子宮内膜の腺管上皮一本をレーザーマイクロダイセクションで回収し、微量DNAからライブラリー作成を行い、全ゲノムシークエンスシークエンス実験を行った。レーザーマイクロダイセクション後の細胞から微量DNA抽出およびライブラリー作成、シークエンスが可能であることが確認された。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K21647
- 体系的課題番号 : JP20K21647