2018年3月
国際医療福祉大学大田原キャンパスにおける関連職種連携実習 学習理論による実習の分析
国際医療福祉大学学会誌
- 巻
- 23
- 号
- 1
- 開始ページ
- 89
- 終了ページ
- 102
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 国際医療福祉大学学会
医療保健福祉の学際的教育カリキュラムである多職種間教育(以下、IPE)は、まだ国際的にも歴史の浅いことから、その方法論や評価方法について検討されつつある教育分野である。そうしたIPEの方法論や評価方法の検討の際には、教育学の先人たちが構築してきた学習理論の理解が必要である。そこで本稿では、まず大田原キャンパスで実施されているIPEカリキュラムの1つである関連職種連携実習の変遷を概観し、同実習の背景理論として社会的構成主義、同実習の学習方略として協同学習と省察について述べる。加えて、同実習で学生を指導するにあたって教員が備えておくべき基礎知識としてチームについて社会心理学的観点から概説する。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 2186-3652
- 医中誌Web ID : S426420010
- CiNii Articles ID : 120006461259
- CiNii Books ID : AA12537130