基本情報

学位
博士(芸術学)(筑波大学)

J-GLOBAL ID
201401084719443882
researchmap会員ID
B000241882

 

1985年宮城県仙台市生、東京都在住。芸術学博士(筑波大学)。

彫刻家・アーティスト・彫刻研究・評論家としての活動と並行して研究・執筆を行い、ひとり出版社・書肆九十九(しょしつくも)https://tsukumo.info/ の代表を務めています。

現在、『東京新聞』『芸術新潮』「ウェブ版美術手帖」で評論を連載。

初の単著『近代を彫刻/超克する』が講談社から刊行されました。

以下、書肆九十九の既刊本です。

『近代を彫刻/超克するー雪国青森編』(国際芸術センター青森発行、2022年4月より全国書店配本 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784991226526)

『彫刻2:彫刻、死語/新しい彫刻』(小田原のどか編、2022年2月より全国書店配本 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784991226519

『原爆後の75年:長崎の記憶と記録をたどる』(長崎原爆の戦後史をのこす会編、2021年10月より全国書店配本 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784991226502

現在、多摩美術大学、京都市立芸術大学、北海道教育大学に非常勤講師として務めています。

非常勤先のひとつであり、母校でもある多摩美術大学に、同校創立以来初となる労働組合をつくり(プレカリアートユニオン多摩美術大学支部)、支部長に選出されました(2021年10月から現在)。

http://tau-union.com/

 

__________________

 

『東京新聞』での「美術評」執筆について(2020/08/27、追記:2020/8/28)

 

2020年8月28日付『東京新聞』夕刊から、美術評の執筆者を務めます。黒瀬陽平さんの後任です。

なぜ黒瀬さんが同紙の美術評執筆者を辞めたのかについては、28日付の紙面に中日新聞社からの声明が掲載されています。ぜひ紙面をご覧ください。

私は黒瀬さんとの面識はありませんし、後任として彼から指名されたわけでもありません。また、合同会社カオスラで起きたという「パワーハラスメント」についても詳細は知りません。

しかし、美術批評家を名乗る男性による若手女性作家への性的搾取については、これまでにも何度も耳にすることがありました。

これは個人の資質の問題でもあり、業界の構造の問題でもあるのだと理解しています。

であるとすれば、わたしに何ができるのか。

今後『東京新聞』の「美術評」で取り上げる展覧会については、ジェンダー、セクシャリティなどの「多様性」が意識されているものに限るということを、自分自身に課したいと思います。

そのようにして、「現状を変えていく」ということを、新聞という媒体を通じて周知させていくことから始めたい。「現状のままでいいじゃないか」という風潮には、全身全霊で抗っていきたい。そう考えています。

 ---

思うところがあり、追記します。

この「美術評」ですが、おそらく私はさほど長くは書き続けられないだろうと思われます。

真に注目すべきは、黒瀬さんから私に交代し、そして私のあとが誰になるかです。

注意深く見守っていただければ幸いです。

追記:2020/8/28

 

---

 

『東京新聞』美術評寄稿一覧

2020年8月28日付夕刊  「これまでの当たり前疑う」(「彼女たちは歌う」、東京藝術大学大学美術館陳列館)

2020年10月2日付夕刊  「美しさ味わい 民族を思う」(「アイヌの美しき手仕事」、日本民藝館)

2020年11月6日付夕刊  「不平等の歴史から今を見直す」(「性差(ジェンダー)の日本史」、国立歴史民俗博物館)

2020年12月11日付夕刊「「自由で自立した女性」に勇気」(「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」、東京都現代美術館)

2021年1月22日付夕刊  「真逆のベクトルを焦点化」(「小泉明朗+オヤマアツキ「王の二つの身体」」、デカメロン)

2021年3月5日付夕刊    「芸術表現 映像配信の未来は」(シアターコモンズ、TPAM、恵比寿映像際)

2021年4月16日付夕刊  「二人が築いた対等な関係性」(「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」、世田谷美術館)

2021年5月21日付夕刊  「硬直した構造にひび入れる」(「女が5人集まれば皿が割れる」、北千住BUoY)

2021年6月25日付夕刊  「文化の源流をめぐる」(「膠を旅する:表現をつなぐ文化の源流」、武蔵野美術大学美術館)

2021年8月6日付夕刊    「「国威発揚」現在と通底する空気」(「白川昌生 ここが地獄か、極楽か。」、原爆の図丸木美術館)

2021年9月10日付夕刊  「沖縄からの異議申し立て」(「山城知佳子 リフレーミング」、東京都写真美術館)

2021年10月15日付夕刊 「物事を多義的に見る契機」(「ロニ・ホーン:水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」、ポーラ美術館)

2021年11月19日付夕刊 「先駆的な表現を再評価」(「久保田成子展」、東京都現代美術館)

2021年12月24日付夕刊 「国家が覆い隠す存在に光」 (「多国籍美術展 わたしたちは見えている 日本に暮らす海外ルーツの人びと」、北千住BUoY+仲町の家)

2022年2月25日付夕刊 「時代の推進力にふれる」(「オルタナティブ! 小池一子展」、アーツ千代田3331)

2022年4月1日付夕刊 「作為としての風景写真」(「クリテリオム98 西澤諭志」、水戸芸術館)

2022年5月13日付夕刊 「一人ひとり生きた証」(「生活のデザイン ハンセン病療養所における自助具、義肢、補装具とその使い手たち」、国立ハンセン病資料館)

 __________________



■最近の論考

「吉本隆明と《彫刻の問題》」(『吉本隆明』、河出書房新社、2022年)

「戦後民主主義のレーニン像」(『世界思想』2022年春号[特集:民主主義]、世界思想社、2022年)

「なぜ女性の大彫刻家はあらわれないのか?」(『美術手帖』2022年7月号[特集:女性たちの美術史]、美術出版社)

「近代を彫刻/超克する」全3回(『群像』2021年1月号、4月号、6月号、講談社)

「モニュメンツ・マスト・フォール?:BLMの彫像削除をめぐって」(『現代思想』2020年10月臨時増刊号[BLM特集号]、青土社)

「超克の彫刻」(『文學界』2020年10月号、文藝春秋)

「不可視の記念碑」(『群像』2020年9月号、講談社)

「彫刻の問題」(『群像』2020年7月号、講談社)

「われ記念碑を建立せり:水俣メモリアルを再考する」(『現代思想』2020年3月臨時増刊号[磯崎新特集号]、青土社)

「彫刻とは何か」(『群像』2019年10月号、講談社)

 

■連載

『芸術新潮』「ぐるぐるキョロキョロ展覧会記」

ウェブ版美術手帖

『東京新聞』美術評

 

■お知らせ
運営する出版社から、ロザリンド・クラウス『Passages in Modern Sculpture』の邦訳を刊行予定(翻訳:中野勉)です。


書籍等出版物

  12

論文

  14

MISC

  14

講演・口頭発表等

  11

担当経験のある科目(授業)

  4

その他

  2