基本情報

学位
博士(芸術学)(筑波大学)

J-GLOBAL ID
201401084719443882

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『東京新聞』での「美術評」執筆について(2020/08/27、追記:2020/8/28)

 

2020年8月28日付『東京新聞』夕刊から、美術評の執筆者を務めます。黒瀬陽平さんの後任です。

なぜ黒瀬さんが同紙の美術評執筆者を辞めたのかについては、28日付の紙面に中日新聞社からの声明が掲載されています。ぜひ紙面をご覧ください。

私は黒瀬さんとの面識はありませんし、後任として彼から指名されたわけでもありません。また、合同会社カオスラで起きたという「パワーハラスメント」についても詳細は知りません。

しかし、美術批評家を名乗る男性による若手女性作家への性的搾取については、これまでにも何度も耳にすることがありました。

これは個人の資質の問題でもあり、業界の構造の問題でもあるのだと理解しています。

であるとすれば、わたしに何ができるのか。

今後『東京新聞』の「美術評」で取り上げる展覧会については、ジェンダー、セクシャリティなどの「多様性」が意識されているものに限るということを、自分自身に課したいと思います。

そのようにして、「現状を変えていく」ということを、新聞という媒体を通じて周知させていくことから始めたい。「現状のままでいいじゃないか」という風潮には、全身全霊で抗っていきたい。そう考えています。

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思うところがあり、追記します。

この「美術評」ですが、おそらく私はさほど長くは書き続けられないだろうと思われます。

真に注目すべきは、黒瀬さんから私に交代し、そして私のあとが誰になるかです。

注意深く見守っていただければ幸いです。

追記:2020/8/28

 

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『東京新聞』美術評寄稿一覧

2020年8月28日付夕刊 「これまでの当たり前疑う」(「彼女たちは歌う」、東京藝術大学大学美術館陳列館)

2020年10月2日付夕刊 「美しさ味わい 民族を思う」(「アイヌの美しき手仕事」、日本民藝館)

2020年11月6日付夕刊 「不平等の歴史から今を見直す」(「性差(ジェンダー)の日本史」、国立歴史民俗博物館)

2020年12月11日付夕刊 「「自由で自立した女性」に勇気」(「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」、東京都現代美術館)

2021年1月22日付夕刊 「真逆のベクトルを焦点化」(「小泉明朗+オヤマアツキ「王の二つの身体」」、デカメロン)

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1985年、宮城県仙台市生、東京在住

彫刻家・アーティストとしての活動と並行して研究・執筆を行い、出版社代表を務めています



■最近の論考

「近代を彫刻/超克する」(『群像』2021年1月号、講談社)

「モニュメンツ・マスト・フォール?:BLMの彫像削除をめぐって」(『現代思想』2020年10月臨時増刊号、青土社)

「超克の彫刻」(『文學界』2020年10月号、文藝春秋)

「不可視の記念碑」(『群像』2020年9月号、講談社)

「彫刻の問題」(『群像』2020年7月号、講談社)

「われ記念碑を建立せり:水俣メモリアルを再考する」(『現代思想』2020年3月臨時増刊号、青土社)

「彫刻とは何か」(『群像』2019年10月号、講談社)

 

■連載

『芸術新潮』ぐるぐるキョロキョロ展覧会記

ウェブ版美術手帖

『東京新聞』美術評

 

■お知らせ
主宰する版元から、ロザリンド・クラウス『Passages in Modern Sculpture』の邦訳を刊行予定(翻訳:中野勉)


MISC

  12

書籍等出版物

  6

講演・口頭発表等

  11

担当経験のある科目(授業)

  2

その他

  2