2022年3月5日
深層学習を用いた妊婦の分娩異常有無の検出
情報処理学会第84回全国大会
- 開催年月日
- 2022年3月3日 - 2022年3月5日
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 情報処理学会
- 開催地
- 愛媛大学
近年,妊婦の妊娠前後の体格が,母児の健康状態に様々な影響を与えるという報告が挙げられている。
例えば,痩せ女性は切迫早産や低出生体重児分娩などのリスクがあり,肥満女性は妊娠高血圧症候群などになりやすいと例示されている。
そこで,筆者らは,妊娠期間における妊婦の体重推移を推測する手法を提示した [2]。しかし,その妊婦体重予測システムは,妊婦の体重データや体格等を使用したが,妊婦の分娩異常の有無や種類などのデータを使用していない。また,妊婦の体重推移が体重予測から大きく外れる場合,他の妊婦の状態とどのように違うのか調査をしていない。
そこで本研究では,妊婦の年齢,妊娠回数,分娩回数,身長,体重推移,BMI から,妊婦の分娩異常有無を検出する方式を提案する。分娩異常有無の検出には深層学習を用いる。上記に示した特徴量を入力し,分娩異常の有無をターゲット変数として学習させた。
例えば,痩せ女性は切迫早産や低出生体重児分娩などのリスクがあり,肥満女性は妊娠高血圧症候群などになりやすいと例示されている。
そこで,筆者らは,妊娠期間における妊婦の体重推移を推測する手法を提示した [2]。しかし,その妊婦体重予測システムは,妊婦の体重データや体格等を使用したが,妊婦の分娩異常の有無や種類などのデータを使用していない。また,妊婦の体重推移が体重予測から大きく外れる場合,他の妊婦の状態とどのように違うのか調査をしていない。
そこで本研究では,妊婦の年齢,妊娠回数,分娩回数,身長,体重推移,BMI から,妊婦の分娩異常有無を検出する方式を提案する。分娩異常有無の検出には深層学習を用いる。上記に示した特徴量を入力し,分娩異常の有無をターゲット変数として学習させた。