論文

査読有り 責任著者 国際誌
2019年10月

Enhancement of paraben-fungicidal activity by sulforaphane, a cruciferous vegetable-derived isothiocyanate, via membrane structural damage in Saccharomyces cerevisiae

Letters in Applied Microbiology
  • Murata, Wakae
  • ,
  • Yamaguchi, Yoshihiro
  • ,
  • Fujita, Ken-ichi
  • ,
  • Yamauchi, Ken
  • ,
  • Tanaka, Toshio
  • ,
  • Ogita, Akira

69
開始ページ
403
終了ページ
410
記述言語
英語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)

天然由来成分による生理活性は健康増進や治療薬としての活用が期待されている。防腐剤として汎用されているパラベンは、アレルギー性接触皮膚炎および薬物過敏症の要因となることが知られている。本研究では、アブラナ科植物由来成分であるスルフォラファン(SFN)がパラベンの作用を増幅することを見いだした。食用植物に含まれる有益な成分による抗菌活性の増強効果は、低濃度でのパラベンの活性を高め、パラベンの必要量を低減させ、その副作用による健康被害を低減し得ることが示唆された。

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