講演・口頭発表等

高温ガス炉に関する研究開発の現状

エネルギー総合工学研究所第365回月例研究会
  • 大橋 弘史

開催年月日
2017年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東京
国・地域
日本

高温ガス炉は電源や冷却材の喪失時においても炉心溶融が想定されないなど優れた固有の安全性を有するとともに、1,000$^{\circ}$C近い高温の核熱を水素製造や高効率なガスタービン発電等に利用できることから、第4世代原子炉の有力な炉型として世界各国で実用化に向けた研究開発が実施されている。原子力機構では、我が国唯一の高温ガス炉である高温工学試験研究炉(HTTR)を用いた高温ガス炉技術基盤の確立、熱化学法ISプロセスによる水からの水素製造技術やヘリウムガスタービン発電技術の研究開発を進めている。本講演では、高温ガス炉及び熱利用技術に関する研究開発の現状について報告する。

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URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5058920