大橋完太郎

J-GLOBALへ         更新日: 18/10/14 08:51
 
アバター
研究者氏名
大橋完太郎
 
オオハシ カンタロウ
URL
https://materialisme.blogspot.com
所属
神戸大学
部署
人文学研究科 芸術学専修
職名
准教授
学位
博士(学術)(東京大学), 修士(学術)(東京大学), 修士(文学)(京都大学)
科研費研究者番号
40459285
Twitter ID
kantaro_ohashi

プロフィール

  17〜18世紀のフランス哲学・文学から研究を始めました。博士論文は啓蒙思想家ディドロの唯物論的体系がもつ総合的な性質を論じたものです。哲学・文学・芸術学すべてに渡る彼の思想を体系的に捉え返し、現代的な意義を探った試みです。そこにおいては、「怪物的なもの」がもつ肯定的な意味が、ディドロ同時のものとして、その先駆性とともに見出されました。ディドロについては、彼の美術批評と社会思想との関係について、現在考察を進めています。

  これと並行して、当時の博物学も扱っています。博物学者ビュフォンの思想を中心に、当時の植物学や動物学がどのように体系化され、近代的な科学となっていったのかについて、文献史料や今なお残る植物園や動物園を手がかりに考察を進めています。ダーウィニズム以前の生物学において、どのような想像力が働いていたのか、という点も面白いところです。

  近年はより現代に領域を移して、いわゆるフランス現代思想の新たな読み替えも進めています。とりわけ、「芸術=アート」という概念に関して、それがどの程度まで人間に関わるものであり、どの程度まで人間を超え出るものであるのか。現代の芸術哲学を参照しながら、芸術の存続を広義の技術論のもとで考えていきたいと思っています。

なお、外国語論文についてはAcademia.eduのページをご参照ください。
https://kobe-u.academia.edu/KantaroOhashi

空いた時間に習作的に書いているエッセイや翻訳は下記のブログでも時折更新しています。
https://materialisme.blogspot.com

研究分野

 
 

経歴

 
2015年10月
 - 
現在
神戸大学 人文学研究科 准教授
 
2014年4月
 - 
2015年9月
神戸女学院大学 文学部 総合文化学科 准教授
 
2011年4月
 - 
2014年3月
神戸女学院大学 文学部 総合文化学科 専任講師
 
2010年4月
 - 
2011年3月
東京大学 大学院・総合文化研究科 特任講師
 
2009年10月
 - 
2010年3月
東京大学 グローバルCOE 共生のための国際哲学教育研究センター 特任研究員
 
2010年4月
 - 
2011年3月
東京大学 グローバルCOE 共生のための国際哲学教育研究センター 特任講師
 
2009年4月
 - 
2012年3月
静岡文化芸術大学 非常勤講師
 
2010年4月
 - 
2011年3月
相模女子大学 非常勤講師
 
2009年7月
 - 
2010年9月
ブリュッセル自由大学 哲学科 自由研究員
 
2006年4月
 - 
2010年3月
玉川大学 教育学部 非常勤講師
 

学歴

 
2003年4月
 - 
2006年3月
東京大学大学院 総合文化研究科 超域文化科学専攻 表象文化論コース 博士課程
 
2001年4月
 - 
2003年3月
東京大学大学院  総合文化研究科 超域文化科学専攻 表象文化論コース 修士課程
 
1996年4月
 - 
2000年3月
京都大学 大学院 文学研究科 フランス語学フランス文学専修 修士課程
 
1992年4月
 - 
1996年3月
京都大学 文学部 フランス語学・フランス文学科
 

委員歴

 
2018年4月
 - 
現在
日本フランス語フランス文学会  研究情報委員
 
2017年4月
 - 
現在
日本フランス語フランス文学会 関西支部  実行委員
 
2016年4月
 - 
現在
表象文化論学会  理事
 
2018年4月
 - 
2018年7月
表象文化論学会  神戸大会 実行委員長
 
2016年4月
 - 
2018年3月
日本フランス語フランス文学会 関西支部  編集委員
 

受賞

 
2013年3月
表象文化論学会 第3回表象文化論学会学会賞 『ディドロの唯物論――群れと変容の哲学』
 

論文

 
怪物・化石・恐竜――フランスにおける近代自然史の展開から
大橋完太郎
現代思想2017年8月臨時増刊号 総特集=恐竜      2017年7月
大橋 完太郎
美学芸術学論集 = The journal of aesthethics and art theory   (12) 34-58   2016年

Misc

 
土屋 誠一, 渡邉 大輔, 前川 修, 中村 紀彦, 大橋 完太郎(司会)
美学芸術学論集   14 46-67   2018年3月
土屋 誠一, 渡邉 大輔, 前川 修, 中村 紀彦, 大橋 完太郎
美学芸術学論集 = The journal of aesthethics and art theory   (14) 46-67   2018年
石岡 良治, 土居 伸彰, 前川 修, 大﨑 智史, 中村 紀彦, 大橋 完太郎
美学芸術学論集 = The journal of aesthethics and art theory   (13) 10-42   2017年
リピット 水田 堯, 大橋 完太郎
思想   (1044) 79-98   2011年4月

書籍等出版物

 
Meillassoux Quentin, 千葉 雅也, 大橋 完太郎, 星野 太
人文書院   2016年   ISBN:9784409030905
石田 英敬, 吉見 俊哉, Featherstone Mike, 蓮実 重彦, Kittler Friedrich A., 大宮 勘一郎, 中路 武士, Stiegler Bernard, 西 兼志, Stafford Barbara Maria, 星野 太, Hansen Mark B. N. (Mark Boris Nicola), 大橋 完太郎, Hayles N. Katherine, 御園生 涼子, 藤幡 正樹
東京大学出版会   2015年   ISBN:9784130141413
芸術理論古典文献アンソロジー
大橋完太郎 (担当:分担執筆, 範囲:ド・ピール「絵画原理講義」ディドロ「劇詩論」ブリア=サヴァラン「味覚の生理学」ボードレール「現代生活の画家」ヴァレリー「レオナルド・ダ・ヴィンチの方法への序説」)
京都造形芸術大学出版局   2014年6月   
大橋完太郎
法政大学出版局   2011年2月   ISBN:9784588150630
大橋 完太郎, 神戸女学院大学文学部総合文化学科
世界思想社   2013年   ISBN:9784790716037

講演・口頭発表等

 
Modern Forms of Japanese Nostalgia: the Case of Ango Sakaguchi
大橋完太郎
New Perspectives in Japanese Studies Part 2   2017年11月18日   
Imagination Improved ----Buffon's Implicit Influences on British Romanticism----
大橋完太郎
The 15th International Conference of the British Association for Romantic Studies   2017年7月29日   
On Resent Trends Toward Nostalgia In Japanese Culture
大橋完太郎
国際美学会   2016年7月29日   
フランス王立庭園と博物学――トゥルヌフォールからビュフォンへ
大橋完太郎
「イギリス近代文学における植物表象の史的発展――資源と欲望をめぐって」   2014年10月4日   
啓蒙の盲点、啓蒙批判の盲点 [招待有り]
大橋完太郎
第17回新潟哲学思想セミナー   2014年7月28日   

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
ビュフォン『博物誌』における人類学的思考の意義――ド・ブロスとの比較検討を基点に
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤C)
研究期間: 2015年4月 - 2019年3月    代表者: 大橋完太郎
狂気と寄食者――『ラモーの甥』読解を起点にしたディドロの非人間概念に関する考察
文部科学省:: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2012年4月 - 2015年3月    代表者: 大橋完太郎
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2009年 - 2011年    代表者: 大橋完太郎
本研究は、18世紀フランスの博物学者ビュフォンの主著『一般的個別的博物誌』を主たる対象にして・ビュフォンの博物学の今日的意義を自然観とその記述という観点から分析することを試みるものである。本年度の成果は具体的には以下のようになる。1.文献研究,ビュフォンの著作『一般的個別的博物誌』の読解を先述した計画に従って進めた。とりわけ『博物誌』第二巻・第三巻を占める「人間の自然史」・「人間誌」を参照し、1749年当時のビュフォンの思想における人間の位置取りを確認することができた。夏期にフランスにおい...