2018年4月 - 2022年3月
大学の工学教育における地域連携型社会実装PBLのカリキュラムデザイン
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
2020年度は、2019年度の成果に基づいて、具体的な実施スキムの最終的な確立と、実施の運用に係わる様々なノウハウの知識化を目指す。また、構築した企画・運用スキムと知識ベースの汎化を試み、水平展開の可能性を検討する予定であった。また、今回の研究活動に携わって頂いた関係者の方々にアンケート調査を実施し、我々の取組みの質的評価を行って研究の総括する予定であった。総括は、ペダゴジカルパターンを構築し、教育活動に必要となる要件(トピック、成果、ツール)や参加者(学習者、チュータ、教員)の役割、教育内容を明確にすることで実施を検討していた。しかし、コロナ禍の影響で、十分なアンケート調査ができず、2020年度の目標を達成することができなかった。
我々は、上記の最終フェーズを期間延長を申請し、2021年度に実施することとした。
2020年度は当初の目標を変更し、これまでの研究結果を国際会議(オンライン)での発表及び論文投稿により、広く公表することとした。
最終的に、2020年度は国際会議での発表1件(TALE2020)および論文掲載3件(コンピュータソフトウェア誌に1件、工学教育誌に2件)の実績を上げることができた。なお、今年度の実績は、これまで埼玉県南埼玉郡宮代町と協力して構築をしてきた、宮代町在住の高齢者の方々に小学校でのプログラミング教育を実施して頂くための、実施スキムを構築し、宮代町の小学校におけるプログラミング教育に対し実装し、それに対する評価を中心にまとめたもので、本研究の中核をなす取り組みの一つである。
この教育システムは、実効性を有し、宮代町が抱えている高齢者の社会的活躍の場の創出にも資するものである。
我々は、上記の最終フェーズを期間延長を申請し、2021年度に実施することとした。
2020年度は当初の目標を変更し、これまでの研究結果を国際会議(オンライン)での発表及び論文投稿により、広く公表することとした。
最終的に、2020年度は国際会議での発表1件(TALE2020)および論文掲載3件(コンピュータソフトウェア誌に1件、工学教育誌に2件)の実績を上げることができた。なお、今年度の実績は、これまで埼玉県南埼玉郡宮代町と協力して構築をしてきた、宮代町在住の高齢者の方々に小学校でのプログラミング教育を実施して頂くための、実施スキムを構築し、宮代町の小学校におけるプログラミング教育に対し実装し、それに対する評価を中心にまとめたもので、本研究の中核をなす取り組みの一つである。
この教育システムは、実効性を有し、宮代町が抱えている高齢者の社会的活躍の場の創出にも資するものである。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K02828
- 体系的番号 : JP18K02828
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
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工学教育研究講演会講演論文集 2021年 公益社団法人 日本工学教育協会
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PROCEEDINGS OF 2020 IEEE INTERNATIONAL CONFERENCE ON TEACHING, ASSESSMENT, AND LEARNING FOR ENGINEERING (IEEE TALE 2020) 2020年 IEEE
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ICIET 2020: 2020 8TH INTERNATIONAL CONFERENCE ON INFORMATION AND EDUCATION TECHNOLOGY 2020年 ASSOC COMPUTING MACHINERY
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工学教育研究講演会
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粂野 文洋, 山地 秀美, 河村 瞳, 高久 聖也, 大橋 裕太郎, 辻村 泰寛 2019年9月
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ICER '19: International Computing Education Research Conference 2019年8月
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PROCEEDINGS OF 2018 IEEE INTERNATIONAL CONFERENCE ON TEACHING, ASSESSMENT, AND LEARNING FOR ENGINEERING (TALE) 2018年 IEEE
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工学教育研究講演会講演論文集 2016年9月