2016年4月 - 2020年3月
科学の有用性を高める真正の学習論に依拠した授業デザインと協働検討システムの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 16K21478
- 体系的課題番号
- JP16K21478
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 2,600,000円
- (直接経費)
- 2,000,000円
- (間接経費)
- 600,000円
- 資金種別
- 競争的資金
平成30年度、中学校第2学年理科「電流と磁界」における単元開発とその実践によって、生徒の科学や理科学習に対する態度の改善に有効であったことが実証できた。そのため、成果を論文としてまとめ、日本理科教育学会「理科教育学研究」に投稿し掲載された。
また、高等学校生物基礎「生物の体内環境の維持」の試行的実践によって得た改善点に基づいて、再度、真正の学習論に依拠した単元デザインを行った。
単元デザインのための「協働検討システム」の運用については、昨年度の反省を生かし、実践者と研究者による直接コミュニケーションの場をはじめに設定し、単元開発の見通しを立てた。その後、ビジネス向けのコラボレーションツールである「Slack」を活用し、ウェブ上で実践者からの提案や研究者からの助言、進捗状況の確認、諸連絡等、円滑に議論することができた。浜松市教育センターの理科研究員、指導主事の先生方にもご協力いただき、Slackを活用した授業づくり、実践研究にも取り組み、利便性や有用性を確認することができた。
現在、高等学校生物基礎「生物の体内環境の維持」の実践効果を検証するために、データ分析を進めているところである。具体的には、生徒の科学や理科学習に対する態度に与える効果を量的・質的の両面から分析している。また、中学校第3学年理科「水溶液とイオン」、「化学変化と電池」の実践データも収集、分析できたので、現在、論文執筆中である。
また、高等学校生物基礎「生物の体内環境の維持」の試行的実践によって得た改善点に基づいて、再度、真正の学習論に依拠した単元デザインを行った。
単元デザインのための「協働検討システム」の運用については、昨年度の反省を生かし、実践者と研究者による直接コミュニケーションの場をはじめに設定し、単元開発の見通しを立てた。その後、ビジネス向けのコラボレーションツールである「Slack」を活用し、ウェブ上で実践者からの提案や研究者からの助言、進捗状況の確認、諸連絡等、円滑に議論することができた。浜松市教育センターの理科研究員、指導主事の先生方にもご協力いただき、Slackを活用した授業づくり、実践研究にも取り組み、利便性や有用性を確認することができた。
現在、高等学校生物基礎「生物の体内環境の維持」の実践効果を検証するために、データ分析を進めているところである。具体的には、生徒の科学や理科学習に対する態度に与える効果を量的・質的の両面から分析している。また、中学校第3学年理科「水溶液とイオン」、「化学変化と電池」の実践データも収集、分析できたので、現在、論文執筆中である。
- ID情報
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- 課題番号 : 16K21478
- 体系的課題番号 : JP16K21478