2004年
摂動的アプローチによる多重頂上分岐点の不整感度解析
理論応用力学講演会 講演論文集
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- 巻
- 53
- 号
- 0
- 開始ページ
- 96
- 終了ページ
- 96
- DOI
- 10.11345/japannctam.53.0.96.0
- 出版者・発行元
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
構造物の安定問題において,極限点上に分岐点が存在するような臨界点を頂上分岐点といい,分岐点のみが重複する場合とは異なる特性を示すことが知られている。一方,非線形座屈荷重に関する制約の下で最適化を行なうと,頂上分岐を有する最適解が得られ場合がある。ところが,分岐点が重複する場合には,不整にともなって最大荷重は大きく低減されるため,重複分岐点を有する最適解を得ることの危険性が指摘されている。本研究では,極限点に複数の分岐点が存在するような構造物の不整感度特性を摂動法によって分析し,最大荷重が不整パラメータの区分的線形関数であることを示す。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11345/japannctam.53.0.96.0
- CiNii Articles ID : 130005020245
- identifiers.cinii_nr_id : 9000272272195