2014年8月21日
半導体レーザの周波数雑音を用いた物理乱数の生成 : 光源の特性による影響 (光エレクトロニクス)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
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- 巻
- 114
- 号
- 186
- 開始ページ
- 59
- 終了ページ
- 62
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
インターネット社会において、暗号技術は必要不可欠なものとなっている。現在多く使われている疑似乱数を用いた暗号は、解読に膨大な時間がかかることを担保に安全性を保っている。しかし、高速処理可能なコンピュータの登場により、解読される危険性がでてきた。一方で、理論上解読不可能な量子暗号通信の研究が進んでおり、物理乱数が大量に必要とされている。本研究では、半導体レーザの周波数雑音を用いて物理乱数の生成を行った。今回は、面発光型レーザ(VCSEL)とファブリ・ペロー型レーザ(FPLD)を用いて乱数生成を行い、VCSELでは120Gb/s、ではFPLDでは40Gb/sで乱数生成できた。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009947744
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10012932
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009947744
- CiNii Books ID : AN10012932
- identifiers.cinii_nr_id : 1000040211932