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2004年8月20日

磁界による半導体レーザの諸特性変化 : 電流の違いによるシフトメカニズムの検討

電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス
  • 瀬戸 祥夫
  • ,
  • 宮本 哲也
  • ,
  • 佐藤 孝
  • ,
  • 大河 正志
  • ,
  • 丸山 武男

104
270
開始ページ
71
終了ページ
75
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

半導体レーザに磁界を印加することで発振周波数がシフトすることは知られている.そこで,本研究室ではこれまで,様々なバルク型の780nm帯半導体レーザに常温(300K)で弱磁界(〜1.4T)を印加して,実験を行ってきた.その結果,周波数が低周波数側にシフトすることを観測した.さらに,780nm帯MQW型半導体レーザに磁界を印加することで,周波数が低周波数側にシフトする結果に加えて,光出力が低出力側に,端子間電庄が高電圧側にシフトするという結果を得た.これらの測定から,諸特性の変化が半導体内部の温度上昇と縦磁気抵抗効果の両方が原因となるというシフトメカニズムを仮定し,検討したので報告する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003307024
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10442705
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/7090705
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110003307024
  • CiNii Books ID : AN10442705

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