2015年5月14日
ビル設備向け遠隔サービスにおけるートウェイ装置の運用支援システム
情報処理学会研究報告. CDS, コンシューマ・デバイス&システム
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- 巻
- 2015
- 号
- 10
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 8
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
M2M/IoT と呼ばれるシステムの活用が広がっており,ビル設備向けの遠隔サービスとして,使用電力量の見える化やデマンドレスポンスによる需給調整などへの関心が高まっている.これらのサービスを提供するために,ビル設備やビル設備コントローラなどのビル機器とサーバをゲートウェイ装置を介して接続し,ビル機器からのデータ収集,分析,ビル機器の制御を行うことが求められている.このようなシステムにおいては,ビル機器とサーバの接続を維持するために,ゲートウェイ装置の設置から運用中の設定変更に至るまで,ビル側での設定作業が必要となる.しかし,多数のビル機器をサーバと接続するためには,そのような運用上必要となる設定作業に精通したエンジニアを育成する必要があり,サービスの拡大において課題となる.本稿では,センタに運用支援サーバと鍵管理サーバを設置し,ゲートウェイ装置とサーバで事前に共有した鍵を用いて,運用上必要となる設定作業を支援する方式を提案した.提案方式を実装,評価し,ビル設備向け遠隔サービスを提供するシステムにおいて有効であることを示した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009900840
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12628327
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 110009900840
- CiNii Books ID : AA12628327
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