共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2010年

食品による体内時計制御とそのメカニズムの解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
21700778
体系的課題番号
JP21700778
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円
資金種別
競争的資金

本研究は、食品による体内時計の制御とそのメカニズムの解明を目的とした。まず、カフェイン溶液の飲用により、マウスの中枢体内時計が伸長し、肝臓の末梢体内時計が後退することを明らかにした。続いて、栄養素による肝臓体内時計のリセットには、グルコースとアミノ酸の両者が必要であることを示し、その応答にPer2, Dec1といった時計遺伝子が関与することを明らかにした。最後に、高食塩食による末梢体内時計の前進には、小腸に発現する食塩依存性グルコーストランスポーターであるSglt1が関与することを明らかにした。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-21700778/21700778seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21700778
ID情報
  • 課題番号 : 21700778
  • 体系的課題番号 : JP21700778