種田あずさ (Azusa Oita) - マイポータル

基本情報

所属: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境研究部門　土壌環境管理研究領域農業環境情報グループ主任研究員

学位: 博士（環境学）(2016年3月横浜国立大学)

ORCID ID: https://orcid.org/0000-0002-1876-2033
J-GLOBAL ID: 201601007243122609
researchmap会員ID: B000251048

外部リンク: https://www.naro.go.jp/laboratory/niaes/introduction/chart/0402/index.html

人間がモノやサービスの利用を通じて環境に与える影響について研究しています。特に、食料生産と関わりの深い窒素・リンの利用と循環に着目しています。環境への負荷を可視化する指標として窒素フットプリント開発に取り組んできました。また、指標を使って、日本と他国の負荷の差や、世代間・性別間の負荷の差、食生活の変化に伴う負荷の変化を評価しています。窒素やリンに限らず、水やエネルギー、資源の効率的な利用と、生態系への影響の低減を目指しています。

研究キーワード

研究分野

主要な経歴

2021年4月 - 現在

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業環境研究部門土壌環境管理研究領域, 主任研究員
2019年4月 - 2021年3月

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農業環境変動研究センター物質循環領域, 主任研究員
2018年7月 - 2019年3月

東北大学, 大学院環境科学研究科先進社会環境学専攻, 助教

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主要な学歴

2012年4月 - 2016年3月

横浜国立大学, 大学院環境情報学府, 環境リスクマネジメント専攻

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受賞

2021年3月

奨励賞, 窒素フットプリントモデルによる栄養塩管理に関する研究, 日本LCA学会

種田あずさ

主要な論文

Food Nitrogen Footprint of the Indian Subcontinent Toward 2050

Aurup Ratan Dhar, Azusa Oita, Kazuyo Matsubae

Frontiers in Nutrition 9 899431-899431 2022年5月20日査読有り
Nutrient-extended input‒output (NutrIO) method for the food nitrogen footprint

Azusa Oita, Kiwamu Katagiri, Tetsuya Eguchi, Ryoko Morioka, Junko Shindo, Kentaro Hayashi, Kazuyo Matsubae

Environmental Research Letters 16(11) 115010-115010 2021年10月29日査読有り招待有り筆頭著者責任著者
Trends in the food nitrogen and phosphorus footprints for Asia's giants: China, India, and Japan

Azusa Oita, Farah Wirasenjaya, Jiarui Liu, Elizabeth Webeck, Kazuyo Matsubae

Resources, Conservation and Recycling 157 104752-104752 2020年6月査読有り筆頭著者責任著者
Food nitrogen footprint reductions related to a balanced Japanese diet

Azusa Oita, Ichiro Nagano, Hiroyuki Matsuda

Ambio 47(3) 318-326 2018年4月1日査読有り筆頭著者責任著者
803

窒素フットプリント：環境への窒素ロスを定量する新たな指標

種田あずさ, 柴田英昭, 新藤純子

日本LCA学会誌 14(2) 120-133 2018年4月招待有り筆頭著者責任著者
Substantial nitrogen pollution embedded in international trade

Azusa Oita, Arunima Malik, Keiichiro Kanemoto, Arne Geschke, Shota Nishijima, Manfred Lenzen

Nature Geoscience 9(2) 111-115 2016年2月査読有り筆頭著者
An improved methodology for calculating the nitrogen footprint of seafood

Azusa Oita, Ichiro Nagano, Hiroyuki Matsuda

Ecological Indicators 60 1091-1103 2016年1月査読有り

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書籍等出版物

図説窒素と環境の科学: 人と自然のつながりと持続可能な窒素利用

編著者) 林健太郎, 柴田英昭, 梅澤有, 2-14節著者) 種田あずさ, 山末英嗣, 松八重一代, 片桐究, 柴田英昭, 新藤純子, 江口定夫, 林健太郎 (担当:分担執筆, 範囲:主に2-14節) 経済圏の窒素フロー)

朝倉書店 2021年12月 (ISBN: 9784254180572) 査読有り
Ecological risk management: for conservation biology and ecotoxicology

編者) Hiroyuki Matsuda, 5章著者) Azusa Oita, Ichiro Nagano, Hiroyuki Matsuda (担当:分担執筆, 範囲:5章) Impact of Reactive Nitrogen and Nitrogen Footprint)

2021年5月7日 (ISBN: 9789813369337)
流域ガバナンス : 地域の「しあわせ」と流域の「健全性」

編者) 脇田健一, 谷内茂雄, 奥田昇, コラム3-3著者) 間野由布子, 片桐究, 種田あずさ, 松八重一代 (担当:分担執筆, 範囲:コラム3-3 産業連関分析からひもとく経済活動が引き起こすリンの流れ)

京都大学学術出版会 2020年12月 (ISBN: 9784814003037)
Encyclopedia of Food Security and Sustainability

編者) Pasquale Ferranti, Elliot Berry, Anderson Jock, 章著者) Luis Lassaletta, Gilles Billen, Josette Garnier, Azusa Oita, Hideaki Shibata, Junko Shindo, Kentaro Hayashi (担当:分担執筆, 範囲:"Nitrogen Embedded in Global Food Trade")

Elsevier 2018年12月 (ISBN: 9780128126875)

MISC

下五島の持続可能な発展に向けたライフサイクル思考に基づく取り組み : 現状と今後の研究展望—Life Cycle Approach Towards Sustainable Development of the Shimo Goto Islands, Japan : Current Situation and Prospects for Future Research—特集島嶼経済と環境

重富陽介, 種田あずさ

日本LCA学会誌 = Journal of Life Cycle Assessment, Japan 18(3) 135-141 2022年7月
持続可能な窒素利用に向けた土壌肥料学の挑戦

林健太郎, 柴田英昭, 仁科一哉, 種田あずさ, 杉原創, 早川敦

日本土壌肥料学雑誌 93(3) 152-157 2022年6月招待有り
Ⅰ-4窒素フットプリントモデルを用いた食料システムの窒素フロー解析（Ⅰ 持続可能な窒素利用に向けた土壌肥料学の挑戦 2021年度北海道大会）

種田あずさ

日本土壌肥料学会講演要旨集 67 154-154 2021年9月3日
都道府県スケールの農地への窒素・リン投入とそのフットプリントとの関係

種田あずさ, 居城琢, 松岡かおり, 林健太郎

日本生態学会大会講演要旨(Web) 68th 2021年3月筆頭著者責任著者
45

Care for food, care for others. In: Nitrogen and the food system

Azusa Oita

One Earth 4(1) 4-5 2021年1月招待有り責任著者
117

アジアの食料消費構造の変化に伴う窒素・リンフットプリントの経年変化

種田あずさ, ウェベックエリザベス, 松八重一代

第 14 回日本ＬＣＡ学会研究発表会講演要旨集 124-125 2019年3月筆頭著者責任著者
消費者レベル食品ロスと過剰摂取の低減による窒素フットプリント削減ポテンシャル

林健太郎, 種田あずさ, 江口定夫, 柴田英昭

日本土壌肥料学会講演要旨集 64 155-155 2018年8月
食料生産～消費過程における窒素利用効率と環境への窒素負荷—消費者影響の重要性と活用方向—

江口定夫, 柴田英昭, 種田あずさ, 新藤純子, 松本成夫, 森昭憲, 中島泰弘, 朝田景, 志村もと子, 林健太郎 …

日本土壌肥料学雑誌 89(3) 249-259 2018年6月査読有り
86

日本における窒素フットプリントの特徴－消費者一人当たりの窒素負荷指標－

柴田英昭, 種田あずさ

日本土壌肥料学会講演要旨集 63 214-214 2017年9月招待有り最終著者
地球規模での窒素循環管理に向けた窒素フットプリント研究の最新動向 ―国際ワークショップ参加報告―

種田あずさ, 柴田英昭, 江口定夫, 廣野祐平, 仁科一哉, 内田義崇

日本生態学会誌 67(2) 189-196 2017年
169

「国際貿易が引き起こす窒素汚染の実態」論文発表に実を結んだ共同研究

種田あずさ

横浜国立大学副専攻プログラム「統合的海洋管理学」海外派遣研修特別報告 2016年11月筆頭著者
水産物消費に由来する窒素汚染をフットプリント指標で評価する

種田あずさ, 永野一郎, 松田裕之

日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨 P1-307-P1-307 2016年3月筆頭著者責任著者
Applying Multi-Region Input-Output Analysis to Global Nitrogen Emission

種田あずさ, マリック・アルニマ, ラン・ジュン, 西嶋翔太, 松田裕之, レンツェン・マンフレッド

日本生態学会第62回全国大会 (2015年3月、鹿児島) 講演要旨 G1-01-G1-01 2015年3月筆頭著者責任著者
生態系アプローチを可視化する (特集地球にちょうどいい生きかたの指標 : エコロジカル・フットプリント入門) -- (エコロジカル・フットプリントの実践)

松田裕之, 種田あずさ

ビオシティ = Bio city (56) 70-75 2013年10月招待有り
大豆β‐コングリシニンの液胞選別輸送シグナル構造

丸山伸之, 種田あずさ, 西澤けいと, 内海成

大豆たん白質研究 8(26) 19-23 2005年10月
ダイズβ‐コングリシニンのC末端型液胞選別輸送シグナルの特性

種田あずさ, 西沢けいと, 丸山伸之, 内海成

日本農芸化学会大会講演要旨集 2005 309 2005年3月5日

主要な講演・口頭発表等

窒素フットプリントおよび食料システムの窒素フロー解析

種田あずさ

⽇本⼟壌肥料学会2021年度北海道⼤会 2021年9月16日招待有り
Using response categories to classify the impacts of reactive nitrogen

Jill Baron, Hideaki Shibata, Daniel Liptzin, Hans van Grinsven, Wim de Vries, Jana Compton, Timothy Weinmann, Azusa Oita, Allison M. Leach

The 2021 Ecological Society of America Annual Meeting 2021年8月5日
Approaches to assess nitrogen impacts on ecosystems and environments - Challenges of Towards International Nitrogen Management System (INMS) project

Hideaki Shibata, Jill Baron, Azusa Oita, Allison Leach, Timothy Weinmann, Daniel Liptzin

The 2021 Ecological Society of America Annual Meeting 2021年8月5日
Footprint modeling for nitrogen impacts through our resource demand

Azusa Oita

日本生態学会関東地区会シンポジウム（オンライン開催）:"Human-nature systems in ecological studies and ecosystem/resource management" 2021年7月21日招待有り
日本各地域の農地の栄養塩流出に関するフットプリント分析

種田あずさ, 峠嘉哉, 居城琢, 松岡かおり, 高田裕介, 林健太郎

日本地球惑星科学連合2021年大会 2021年6月4日
A guidance document for nitrogen impact assessment for human health and environment qualities

Hideaki Shibata, Jill Baron, Azusa Oita, Allison Leach, Timothy Weinmann, Daniel Liptzin

The 8th International Nitrogen Conference (INI2021) 2021年6月3日
Nutrient-extended input–output analysis for food nitrogen footprint

Azusa Oita, Kiwamu Katagiri, Tetsuya Eguchi, Ryoko Morioka, Kentaro Hayashi, Kazuyo Matsubae

The 8th International Nitrogen Conference (INI2021) 2021年6月3日
Trends in the food nitrogen and phosphorus footprints for China, India, and Japan

Azusa Oita, Farah Wirasenjaya, Jiarui Liu, Elizabeth Webeck, Kentaro Hayashi, Kazuyo Matsubae

The 8th International Nitrogen Conference (INI2021) 2021年6月1日
都道府県スケールの農地への窒素・リン投入とそのフットプリントとの関係

種田あずさ, 居城琢, 松岡かおり, 林健太郎

第68回日本生態学会大会 2021年3月19日
Nitrogen and phosphorus footprint analysis on the agri-food consumption in Miyagi prefecture

劉嘉睿, 種田あずさ, 松八重一代

第16回日本LCA 学会研究発表会 2021年3月4日
Nitrogen and Phosphorus Footprints of Food in Indonesia

Farah Wirasenjaya, Azusa Oita, Kazuyo Matsubae

第16回日本LCA 学会研究発表会 2021年3月4日
産業連関分析を用いた化学製品を通じた反応性窒素需要解析

片桐究, 種田あずさ, 松八重一代

第16回日本LCA 学会研究発表会 2021年3月3日
産業連関分析に基づく日本の食料窒素フットプリント

種田あずさ, 片桐究, 江口哲也, 森岡涼子, 林健太郎, 松八重一代

第16回日本LCA 学会研究発表会 2021年3月3日
45

アジアの食料消費構造の変化に伴う窒素・リンフットプリントの経年変化

種田あずさ, ウェベックエリザベス, 松八重一代

第14回日本LCA学会研究発表会 2019年3月6日

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所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

生産者と消費者をつなぐ新たな窒素フットプリント法：農業生産現場が見える手法の開発

日本学術振興会科学研究費助成事業国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)) 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)) 2023年4月 - 2029年3月

種田あずさ, 当真要, 片柳薫子
人・社会・自然をつないでめぐる窒素の持続可能な利用に向けて

総合地球環境学研究所実践プロジェクト 2021年4月 - 2028年3月
「適応の効果と限界を考慮した地域別気候変動適応策立案支援システムの開発」内サブテーマ「適応のための地域別の最適作物と環境負荷の評価」

独立行政法人環境再生保全機構環境研究総合推進費 2022年4月 - 2025年3月
豪雨による作物供給リスクを考慮した日本各地域の栄養塩負荷誘発構造の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究若手研究 2019年4月 - 2023年3月

種田あずさ
未利用資源有効活用に向けた窒素・リン・カリウムの社会・環境技術選択システム設計

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 基盤研究(A) 2017年4月 - 2020年3月

松八重一代, 金本圭一朗, 大野肇, 長坂徹也, 福島康裕
グローバルサプライチェーンを通じた都市、企業、家庭の環境影響評価に関する研究

総合地球環境学研究所実践プロジェクト

金本圭一朗

社会貢献活動

日本窒素専門家グループ(JpNEG)ウェブサイト

情報提供, 運営参加・支援

2018年4月 - 現在

種田あずさ

基本情報

研究キーワード

研究分野

主要な経歴

主要な学歴

受賞

主要な論文

書籍等出版物

MISC

主要な講演・口頭発表等

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

社会貢献活動

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