MISC

2022年5月25日

AI骨格検出を活用した書字姿勢の評価手法の提案

日本教育工学会研究報告集
  • 大村 清
  • ,
  • 岡田 浩之
  • ,
  • 武藤 ゆみ子

2022
1
開始ページ
60
終了ページ
63
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.15077/jsetstudy.2022.1_60
出版者・発行元
一般社団法人 日本教育工学会

効果的な書字指導方法の提案を目指し,AI骨格検出システムを用いてその横姿を撮影・計測し,直線を書く際の線の正確性との関連性を調べた.その結果,両肩が前に突き出ている場合は66.7%,脊椎の湾曲度合いは66.7%,目線が過度に上下に傾き,体とのバランスが崩れている場合は33.3%の割合で,直線の描画の正確性との関連性が示された.さらに,各参加者が50音を早書きした際の字の丁寧さの評価の結果との関連を調べた結果,直線の描画の際の脊椎の湾曲と肩の位置が姿勢の良し悪しの評価の指標となる可能性が示唆された.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.15077/jsetstudy.2022.1_60
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390292240182812544?lang=ja
ID情報
  • DOI : 10.15077/jsetstudy.2022.1_60
  • eISSN : 2436-3286
  • CiNii Research ID : 1390292240182812544

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