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2012年5月10日

高温成長によるGaAsN混晶の結晶性向上

電子情報通信学会技術研究報告. CPM, 電子部品・材料
  • 深見 太志
  • ,
  • 浦上 法之
  • ,
  • 関口 寛人
  • ,
  • 岡田 浩
  • ,
  • 若原 昭浩

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開始ページ
7
終了ページ
10
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

Si上発光デバイスの活性層材料としてGaAsN混晶は有望である460℃で成長した試料に比べ、600℃で成長したGaAsN混晶のPLスペクトルは半値全幅が狭く、高エネルギー側の裾が小さくなった。また、PLピークエネルギーの温度依存性において、局在状態が少ないことが示唆された600℃付近で成長したGaAsN/GaP SQWでは、PL積分強度の温度依存性において温度消光が少なくなった。これは、成長温度を高くすることにより、Nに起因する点欠陥の抑制が出来たためであると考えられる。以上のことから、高温で成長することによりGaAsN混晶の結晶性の向上が可能であることが分かった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009569493
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10012932
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/023744190
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009569493
  • CiNii Books ID : AN10012932

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