岡本卓也

J-GLOBALへ         更新日: 18/07/05 16:32
 
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研究者氏名
岡本卓也
URL
http://kaken.nii.ac.jp/ja/r/30441174
所属
信州大学
部署
人文学部
職名
准教授
学位
博士(社会学)

プロフィール

1978年 広島県生まれ
2001年 関西学院大学社会学部卒業
2006年 関西学院大学大学院社会学研究科単位取得後満期退学
2009年 関西学院大学社会学部助教
2010年 関西学院大学社会学部准教授
2012年~信州大学人文学部 准教授
博士(社会学)。

専門は、社会心理学。
 なぜ人は対立してしまうのか。この問いに対して、集団というレベルから研究を行ってきました。個人的には善良で親切な人たちが、時にいがみ合ったり争ったりしてしまうことは、歴史的にも多くあります。このような状況で、人の「こころ」は、何の影響を、どのように受け、いかに行動しているのでしょうか。社会や集団に所属することの心理的過程について明らかにしていくことが私の研究関心です。
 そこから派生し、最近では、居住地域への愛着が人々の行動に与える影響や、地域の景観や「場所」に対する意識と定住/移動の関係についても研究を行っています。「場所」のもつ魅力が、移動(旅行や転居など)することとにどのような影響を与え、人々の満足感を高めるのか、どのような場所づくりを目指すべきなのか考えています。地域の問題を取り扱う中で、安心できる場所についても考えるようになり、子どもの危険認知や安全意識を元にした安全マップの作成なども行っています。安全マップに関しては、GISとWebデータベースを連携させたシステムの開発も行いました。
 また、これらの研究をする中で、新しい調査法・測定法の開発・応用も行ってきました。たとえば写真を用いた調査(写真投影法)や潜在的な態度の測定の可能性についても検討しています。
 趣味は、スキー、山登り、料理、散歩、ドライブ、サイクリング。だけど休日は意外とインドアが多い。

研究分野

 
 

経歴

 
2012年4月
   
 
信州大学 人文学部 准教授
 
2010年4月
 - 
2012年3月
関西学院大学 社会学部 准教授
 
2009年4月
 - 
2010年3月
関西学院大学 社会学部 助教
 
2007年4月
 - 
2009年3月
関西学院大学 大学院 社会学研究科 研究員
 
2003年4月
 - 
2006年3月
関西学院大学 大学院 社会学研究科 博士後期課程
 

受賞

 
2012年9月
日本行動計量学会 肥田野直・水野欽司賞(奨励賞)
 
2010年6月
日本コミュニティ心理学会 若手学会員研究・実践奨励賞 「写真投影法による子どもの危険認知の把握~危険認知の発達的特徴の解明と安全マップの効果測定~」
受賞者: 岡本卓也・林幸史
 
2009年10月
日本グループ・ダイナミックス学会 優秀論文賞 「共有集団イメージ法を用いた集団間関係の解析の試み」
受賞者: 岡本卓也・藤原武弘・野波寛・加藤潤三
 
2008年6月
日本グループ・ダイナミックス学会 2008年優秀学会発表賞 「写真投影法による危険認知の把握」
受賞者: 林幸史・岡本卓也・藤原武弘
 
2006年5月
日本グループ・ダイナミックス学会 2006年優秀学会発表賞 「集団の共有イメージによる内集団・外集団の境界線の決定2」
受賞者: 岡本卓也・藤原武弘
 

書籍等出版物

 
土肥伊都子 (担当:分担執筆)
保育出版社   2014年12月   ISBN:4905493145
ナカニシヤ出版   2013年12月   ISBN:4779508045
D.M. テイラー, F.M. モグハッダム(著)、野波寛 , 岡本卓也, 小杉考司(翻訳)
晃洋書房   2010年5月   ISBN:477102121X
分担訳
第4章「社会的アイデンティティ理論」、7章集団間関係の5段階モデル」、8章「ステレオタイプ・帰属・差別」担当
岡本 卓也
関西学院大学出版会   2010年2月   ISBN:4862830528
藤原 武弘(編著)
晃洋書房   2009年1月   ISBN:4771020108
分担執筆
第2章「社会的認知」、第13章「国際行動」担当
藤原 武弘(編著)
北大路書房   2007年4月   ISBN:4762825484
分担執筆。
第6章「私の意見と集団の意見」担当
藤井 美和, 李 政元, 小杉 考司
中央法規出版   2005年7月   ISBN:4805826037
分担執筆。
第6章、「テキスト分析のためにデータを洗練する」担当

論文

 
SNSストレス尺度の作成とSNS利用動機の違いによるSNSストレス
岡本卓也
信州大学人文科学論集   4 113-133   2017年3月
小水力発電で地域のエネルギー源を活用する
岡本卓也
産学官連携ジャーナル   11(9) 12-15   2015年9月   [査読有り][招待有り]
岡本 卓也, 藤原 武弘
関西学院大学社会学部紀要   (120) 167-180   2015年3月
加藤 潤三, 林 幸史, 前村 奈央佳, 岡本 卓也, 藤原 武弘
関西学院大学社会学部紀要   (120) 103-113   2015年3月
岡本 卓也, 林 幸史, 藤原 武弘
コミュニティ心理学研究   18(1) 21-41   2014年9月
石盛 真徳, 岡本 卓也, 加藤 潤三
実験社会心理学研究   53(1) 22-29   2013年   [査読有り]
本研究では27項目で構成されるコミュニティ意識尺度の原版の利便性を高めることを目的として短縮版の開発を行なった。その目的を達成するために392名の調査回答者(平均年齢40. 9歳,男性50. 3%・女性49. 7%)のデータを収集した。短縮版12項目は,原版のコミュニティ意識尺度と同じく連帯・積極性,自己決定,愛着,および他者依頼の4つの下位尺度から構成されている。各下位尺度はいずれも3項目から構成されているが,それらの項目については原版を用いた先行研究において一貫して同一の下位尺度に負荷...
岡本 卓也
関西学院大学社会学部紀要   (111) 87-98   2011年3月
中野康人・岡本卓也・渡邊勉
関西学院大学先端社会研究所紀要   (4) 21-33   2010年10月
岡本卓也・石盛真徳・加藤潤三
関西学院大学先端社会研究所紀要   (2) 59-69   2010年3月   [査読有り]
岡本卓也
関西学院大学先端社会研究所紀要   (1) 129-134   2009年3月   [招待有り]
岡本卓也, 林幸史, 藤原武弘
行動計量学   36(1) 1-14   2009年   [査読有り]
This study aimed to measure social identities to belonging university using the Photo Projective Method (PPM) and the social identity scale. PPM is a new technique based on a projective method that uses photographs to capture perceived environment...
林幸史, 岡本卓也, 藤原武弘
関西学院大学社会学部紀要   (106) 15-26   2008年
岡本卓也, 藤原武弘, 野波寛 [他]
実験社会心理学研究   48(1) 1-16   2008年   [査読有り]
This study suggested a method to measure, display, and analyze intergroup relations at the macro level. Many studies on intergroup relations have been conducted using micro-level analysis. The method we suggested was designed to measure cognitive ...
岡本卓也
実験社会心理学研究   46(1) 26-36   2007年   [査読有り]
This study examines the underestimation of social influence that occurs when an entering-group joins a pre-existing group and also analyzes the determinants (In-Group-Identity: InG-Id & Common-In-Group-Identity: CoInG-Id) of this phenomenon. In Ex...
加藤潤三, 野波寛, 岡本卓也, 藤原武弘
関西学院大学社会学部紀要   98 69-79   2005年3月
The purpose of the present study was to devise a new rule with emphasis on an environmental problem, based on SIMINSOC (Simulated International Society) (Hirose, 1997), and examining the possibility of this new gaming as a tool for environmental p...

講演・口頭発表等

 
PEN-Aによる地域コミュニティの 魅力の発見 ~沖縄県国際通りを事例に~
加藤潤三・石盛真徳・岡本卓也・谷口淳一
日本質的心理学会第8回大会   2011年11月   
PEN-Aによる高齢者への面接調査データの解析 ―写真とナラティブデータの対応分析の試み
岡本卓也・石盛真徳・加藤潤三
日本質的心理学会第8回大会   2011年11月   
京都市中京区における近隣生活圏とコミュニティ意識(2)―居住地移動とコミュニティ意識との関わり―
岡本卓也・石盛真徳・加藤潤三
日本社会心理学会第52回大会   2011年9月   
写真投影法から写真・ナラティブ誘出法 (Photo Eliciting Narrative Approach:PEN-A)への展開
石盛真徳・岡本卓也・加藤潤三
日本社会心理学会第52回大会   2011年9月   
参加型写真調査法の可能性
岡本卓也
日本感情心理学会第19 回大会・日本パーソナリティ心理学. 会第 20 回大会合同大会   2011年9月   
京都市中京区における近隣生活圏とコミュニティ意識(1) ―生活満足度、主観的幸福感との関連を中心として―
石盛真徳・加藤潤三・岡本 卓也
日本グループ/ダイナミックス学会第58回大会   2011年8月   
居住地移動と都市のイメージ -等高線マッピングによる安曇野市景観意識調査データの分析-
岡本卓也・中野康人・渡邊勉
日本グループ・ダイナミックス学会第58回大会   2011年8月   
通学路に対する安全意識と地域安全マップ(2)~地域安全マップの利用実態と評価~
岡本卓也・林幸史・藤原武弘
コミュニティ心理学会第14回大会   2011年7月   
コミュニティ意識尺度(短縮版)作成の試み
石盛真徳・岡本卓也・加藤潤三
コミュニティ心理学会第14回大会   2011年7月   
Photo Eliciting Narrative Approach as an new interview technique
OKAMOTO Takuya, Ishimori, Masanori, & Kato, Junzo
European Congress of Psychology Istanbul   2011年7月   

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2014年 - 2017年    代表者: 岡本 卓也
オンラインコミュニティにおけるSNSストレスの低減と主観的幸福感の向上
電気通信普及財団: 平成25年度 研究助成
研究期間: 2014年4月 - 2016年3月    代表者: 岡本卓也
イノベーション政策に資する公共財としての水資源保全とエネルギー利用に関する研究
科学技術振興機構社会技術研究開発センター: 平成24 年度戦略的創造研究推進事業
研究期間: 2012年10月 - 2015年9月    代表者: 天野 良彦
所属地域の移動に伴う心理的葛藤―仮想世界ゲームによる適応、排斥、受容の心理過程の分析―
科学技術融合振興財団: 平成24年度研究助成
研究期間: 2013年4月 - 2015年3月    代表者: 岡本卓也
文部科学省: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2011年 - 2013年    代表者: 原 佳央理
本研究の目的は、(1)子ども虐待のケースに携わる児童福祉司等の社会福祉専門職のための研修の実態や対応事例について、全国レベルで網羅的に把握し、(2)それらをWebデータベース化し、検索活用システムを構築することである。また、(3)開発したシステムの普及および評価を行うことを目的としている。本年度は、児童相談所等の児童家庭相談機関の職員の現任研修、子ども虐待の事例、子ども虐待事例についてのデータベース等について文献研究を行い、自治体間での事例の共有の必要性や、研修の必要性を確認した。また、質...
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2010年 - 2011年    代表者: 石盛 真徳
コミュニティ意識尺度短縮版(12項目版)について検証的因子分析を行った結果、全体的に十分なモデルの適合度が得られ、27項目版の4因子構造を12項目版で再現可能であることが示された。重回帰分析の結果、コミュニティ意識の愛着、身体的健康、暮らし向きが、地域での生活満足度と居住継続意図に正の影響を与え、逆に孤独・孤立が生活満足度と居住継続意図に負の影響を与えていた。身体的健康、暮らし向き、孤独・孤立は、主観的幸福感に対しても有意な影響を有していた。
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2009年 - 2011年    代表者: 岡本 卓也
平成21年度から22年度にかけて、兵庫県下の公立小学校の協力のもと、6歳から12歳までの小学生およびその保護者28名を対象に写真投影法による調査を実施し、子どもの危険認知の特徴を明らかにした。また、全校生徒の保護者285名を対象に子どもと地域に関する縦断的安全意識調査を実施し、安全マップの利用による安全意識の向上を確認した。平成23年度は、委託業者と地域の危険-不安情報を提供するデータベースシステム及びWebサイトの構築を行った。このシステムはWebを通じて、登録ボランティアからの投稿によ...
観光都市地域住民のまちづくり活動の実態とその意識の解明
関西学院大学 先端社会研究所: 2009年度 先端社会研究所共同研究「他者問題に関する萌芽的研究プロジェクト
研究期間: 2009年       代表者: 岡本卓也

委員歴

 
2018年3月
 - 
現在
日本コミュニティ心理学会  理事
 
2013年10月
 - 
現在
日本コミュニティ心理学会  研究委員会