共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年4月 - 2015年3月

物質・技術文化からみた近代数理諸科学の展開(1660-1840)

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
23501200
体系的課題番号
JP23501200
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
5,070,000円
(直接経費)
3,900,000円
(間接経費)
1,170,000円
資金種別
競争的資金

本研究では、力学、光学、流体力学、および他の数理的な工学理論の分野など「混合数学」として分類されていた諸分野の知識産出に関して、道具や実験機器など(物質・技術文化)が果たした役割を検証した。「混合数学」の歴史は科学史上における二つの重要な時期に関わる。第一は17世紀末におけるニュートン科学のインパクトと18世紀後半の欧州における代数解析の発展である。この時期は、数学の適用が自然哲学の領域に広がったのだが、理論知を産み出すために適切な方法や「実験」の位置付けについての論争があったことが本研究でわかった。第二の時期については数学は工学諸分野に本格的に応用されたのだがその試行錯誤の様子を分析した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23501200/23501200seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23501200
ID情報
  • 課題番号 : 23501200
  • 体系的課題番号 : JP23501200

この研究課題の成果一覧

講演・口頭発表等

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