2018年7月 - 2021年3月
Non-coding領域に存在する疾患原因SNPの同定と機能解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
GWASなどのcase-control studyにより、疾患と関連する一塩基多型(marker SNP)が数多く同定されている。しながら、疾患と関連するmarker SNPの約9割がnon-coding領域に存在するため、SNPがどの遺伝子に影響を与え、なぜ疾患につながるのかといった因果関係の理解が非常に難しい。本研究では疾患と関連するnon-coding領域のSNPに焦点を当て、それに起因する疾患プロセスの解明をめざす。その結果、noncoding領域に存在する疾患関連SNPの連鎖不平衡領域内で、免疫や炎症に関わる複数の転写因子が結合する領域を特定した。
- ID情報
-
- 課題番号 : 18KT0024
- 体系的課題番号 : JP18KT0024