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筆頭著者
2019年3月20日

京大加速器中性子源(KUANS)における減速材形状に関する研究

2019年日本原子力学会春の大会予稿集(CD-ROM)
  • 沖田将一朗
  • ,
  • 田崎誠司
  • ,
  • 安部豊

ROMBUNNO.1F04

従来 KUANS では, 8.5×12×12cm の直方体形状のタ常温のポリエチレン(PE)熱減速材を用いている. 中性子ビーム強度を上げるためターゲットから2cm離れた位置に縦6cm, 横1cm, 深さ6cmかつ放物線断面のreentrant hole(RH)を設けたPE熱減速材をKUANSに導入したところ, 0.8Å以上の中性子の積分ビーム強度は約 1.9 倍に, さらに 3Å以上の長波長の中性子では約 2.5 倍以上に増大することを実験的に確認した. さらにパルスの時間構造の広がりが入射陽子ビームのパルス幅に比べ小さく, 波長分解能に殆ど影響を及ぼさないとわかった.

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https://confit.atlas.jp/guide/event/aesj2019s/proceedings/list
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