基本情報

所属
順天堂大学 国際教養学部 講師
(兼任)国際教養学研究科 講師
青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科
学位
博士(国際コミュニケーション)(青山学院大学)

J-GLOBAL ID
201501035367279404
researchmap会員ID
B000246131

異文化コミュニケーション、ヘルス・コミュニケーション領域で研究・実践をしています。「がん」の語りが対人関係にどのように関わるかを、談話社会心理学(Discursive Social Psychology)や社会言語学等のコミュニケーション論の知見を用いて研究してきました。市民参加型のがん啓発イベントのフィールドワークを日本とマレーシアで行い(新型コロナで休止中)、主に定性的データを用いたアプローチを採用して研究に取り組んでおります。

取り組んでいる課題は少しずつ変化してきました。その根底にある関心は、人が人とどのように日々の営みのなかで関係を切り結びしているその繊細さ(dexterity)、そのなかで生み出される偏見等の心理的現象、人びとが関わりのなかで了解可能な意味を形成していく過程への文化の関わりであると考えています。


論文

  7

書籍等出版物

  5

講演・口頭発表等

  28

担当経験のある科目(授業)

  20

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3

その他

  5
  • 2019年9月 - 2019年9月
    3日間の集中デザインワークショップ。11のテーマから1つを選んで参加し、最終日に課題に対して成果物を作成、発表を行う。「地域活性化を目指した、マチナカに点在する「コインパーキング」のリデザイン~景観を損なうコインパーキングを価値ある存在に~」をテーマとして、デザイン思考のプロセスを辿りながら、解決策の提案を行なった。
  • 2019年8月 - 2019年8月
    5日間の集中デザインワークショップ。世界各国から集まった参加者と共に、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」のテーマの問題解決に取り組んだ。参加セッションでは、行動科学とインタラクション・デザインの知見を掛け合わせた「行動デザイン(behavioural design)」を用いて、健康問題を引き起こす長時間のスクリーンタイムを下げるという課題解決のための提案を行なった。
  • 2018年9月 - 2018年9月
    3日間の集中デザインワークショップ。23のテーマから1つを選んで参加し、最終日に課題に対して成果物を作成、発表を行う。「電力の地産地消」をテーマとしたワークショップでは、問題提起に主眼を置くスペキュラティヴ・デザイン(Speculative Design)の手法を援用し、電力地産地消の起こりうる未来として人工太陽社会を具体化し、問題提起を行った。
  • 2017年9月 - 2017年9月
    国際保健医療について基礎的な知識を身につけるコースで、ベトナム社会主義共和国でのフィールド研修を行った。国レベル、省レベル、市レベル、コミューンレベルの異なる医療機関を視察、現地専門職とのディスカッションやプレゼンテーションを通じて国際保健医療活動への理解を深めた。
  • 2017年7月 - 2017年7月
    国際保健医療についての基礎的な知識を身につけるコースで、国際保健概論、母子保健、プライマリヘルスケアとヘルスプロモーション、医療システム、フィールド調査の方法などの集中講義を受けた。