2015年9月
燃焼度クレジットを取入れた燃料再処理工場に関する日本原子力学会発行の臨界安全標準
Proceedings of International Conference on Nuclear Criticality Safety (ICNC 2015) (DVD-ROM)
- ,
- ,
- 開始ページ
- 496
- 終了ページ
- 502
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(国際会議プロシーディングス)
本論文では、2015年4月に日本原子力学会から発刊された「再処理施設の臨界安全管理における燃焼度クレジット適用手順:2014」(AESJ-SC-F025: 2014)の概要を述べる。同学会からは、既に60を超える標準が発刊されたが、その多くは、原子炉または廃棄物に対するものであった。また、10年前に同学会から発刊された「臨界安全管理の基本事項: 2004」(AESJ-SC-F004: 2004)では、臨界安全に関する基本的な考え方、核燃料を取り扱う施設の一般的な臨界安全の管理について記していたが、燃焼度クレジット採用の手順は含まれていなかった。この標準では、燃焼度クレジットを再処理工場に適用する上でこれら施設及び設備の設計、管理及び運転・保守に関わる者に対して具体的な手順を明確にして、臨界の防止に役立てることを目的にしている。
- リンク情報
- ID情報
-
- SCOPUS ID : 84983353069