2014年11月22日
ピンポン球の乱流中での浮遊の大規模流体構造連成解析
計算力学講演会講演論文集
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- 巻
- 2014
- 号
- 27
- 開始ページ
- 389
- 終了ページ
- 390
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人日本機械学会
ピンポン球は質量が非常に軽いため物体表面から発生する渦の影響を大きく受ける。乱流と物体の連成解析を高精度に行うためには、高解像度の大規模計算が必須である。本研究では格子ボルツマン法にラージエディ・シミュレーションのコヒーレント構造スマゴリンスキーモデルを適用することで乱流の大規模計算を可能とした。東工大のスパコンであるTSUBAME2.5を用いた計算において、960台のGPUにて288TFLOPS(単精度)の非常に高い実行性能を達成した。球周りのLES計算では、レイノルズ数が10^5と高いレイノルズ数においても妥当な抗力係数が得られることが確認され、乱流と物体が作り出す複雑な乱流現象の解明が期待される。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009940253
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA1190257X
- ID情報
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- ISSN : 1348-026X
- CiNii Articles ID : 110009940253
- CiNii Books ID : AA1190257X