2013年4月 - 2016年3月
脳小血管病の解明と治療方法の確立:CARASILの病態機序からのアプローチ
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 25293200
- 体系的課題番号
- JP25293200
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 18,720,000円
- (直接経費)
- 14,400,000円
- (間接経費)
- 4,320,000円
- 資金種別
- 競争的資金
近年,脳の小血管を主体とする疾患が脳小血管病として注目を集めている,本症は高齢者に高頻度で認められ,血管性認知症,さらに変性疾患にも寄与すると考えられてきている.私たちは,人で遺伝性に,脳の小血管を侵す疾病CARASILの病態機序を明らかにし本症ではHTRA1の酵素活性が低下し,TGF-βファミリーシグナルの亢進により引き起こされることを示してきた.本研究ではHTRA1の遺伝子欠損マウスの小血管にて壁細胞の変性と内膜の肥厚を示し,その生化学的特徴を明らかとした.
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25293200
- 体系的課題番号 : JP25293200