論文

査読有り
2000年4月

SPring-8のブースターシンクロトロンにおける単バンチビームの生成

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A
  • 鈴木 寛光
  • 青木 毅*
  • 恵郷 博文*
  • 原 雅弘*
  • 細田 直康*
  • 川島 祥孝*
  • 大橋 裕二*
  • 大島 隆*
  • 谷 教夫
  • 矢橋 牧名*
  • 米原 博人
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444
3
開始ページ
515
終了ページ
533
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1016/S0168-9002(99)01183-3

SPring-8は、1GeV線型加速器、8GeVブースターシンクロトロン及び8GeV蓄積リングから構成される大型放射光施設である。線型加速器から入射された電子ビームは、508.58MHzで運転されているブースターシンクロトロンの多数のRFバケットに分布している。蓄積リングの1つのRFバケットに電子ビームを入射するために、高周波ノックアウトシステムをブースターシンクロトロンに設置した。最小エネルギーの1GeVの時に、このシステムを運転し、一つのRFバケットだけに電子ビームを効率的に残すことができる。この電子ビームは、高精度タイミングシステムを用いて蓄積リングの指定したRFバケットへ入射される。蓄積リングのサイライトRFバケットのビーム強度をフォトンカウンティング法で測定し、メインのRFバケットにある電子ビームに対して1$\times$10$^{-6}$以下であることがわかった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1016/S0168-9002(99)01183-3
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?3430
ID情報
  • DOI : 10.1016/S0168-9002(99)01183-3
  • ISSN : 0168-9002

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