折田明子

J-GLOBALへ         更新日: 19/06/03 17:45
 
アバター
研究者氏名
折田明子
 
オリタ アキコ
ハンドル
oritako
eメール
oritakokanto-gakuin.ac.jp
URL
http://www.ako-lab.net/
所属
関東学院大学
部署
人間共生学部 コミュニケーション学科
職名
准教授
学位
博士(政策・メディア)(慶應義塾大学)
その他の所属
国際大学GLOCOM中央大学大学院戦略経営研究科筑波大学JILIS
Twitter ID
oritako

プロフィール

<学歴>
1998年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2000年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2007年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学、後に博士(政策・メディア)取得。

<職歴以外の活動>
2002年、民主党衆議院議員補欠選挙に公募候補として立候補。そして落選。その後はいわゆる政治活動とは無縁ですが、このときの経験は、その後「名前」「匿名性」「プライバシー」を考える上で貴重なものでした。2011年1月~5月は米国ジョージア州ケネソー州立大学て客員講師を務めました。学部2科目大学院1科目を担当しました。大学の仕事のやり方も違っており、成績評価の妥当性も問われ、その後の教育活動を大きく変えるきっかけになりました。

研究分野

 
 

学歴

 
2001年9月
 - 
2007年9月
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 後期博士課程  
 

経歴

 
2016年4月
 - 
現在
関東学院大学 人間共生学部コミュニケーション学科 准教授
 
2013年4月
 - 
2016年3月
関東学院大学 人間環境学部 現代コミュニケーション学科 専任講師
 
2011年4月
 - 
2012年3月
津田塾大学 非常勤講師(メディアスタディーズコース)
 
2011年1月
 - 
2011年5月
ジョージア州ケネソー州立大学 客員教員
 
2010年4月
 - 
2013年3月
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任講師(常勤)
 
2010年4月
 - 
2010年9月
関西学院大学文学部 非常勤講師
 
2010年4月
 - 
現在
中央大学大学院戦略経営研究科 兼任講師
 
2009年9月
 - 
2012年3月
東京都市大学環境情報学部 非常勤講師
 
2009年8月
 - 
2010年3月
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別研究講師(非常勤)
 
2009年4月
 - 
現在
国際大学GLOCOM 客員研究員 (兼任)
 
2008年4月
 - 
2010年3月
中央大学大学院戦略経営研究科(ビジネススクール) 助教
 
2007年11月
 - 
2010年3月
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問) (兼任)
 
2005年5月
 - 
2008年3月
慶應義塾大学COEプログラム 研究員(RA)
 
2003年4月
 - 
2009年3月
国際大学GLOCOM リサーチ・アソシエイト
 
2002年8月
 - 
2003年1月
民主党 神奈川県第8区総支部代表(公募候補)
 
2001年4月
 - 
2002年9月
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別研究助手
 
2000年10月
 - 
2001年3月
東京財団 リサーチアシスタント
 
2000年4月
 - 
2000年9月
日本アイ・ビー・エム株式会社
 
1997年11月
 - 
1998年8月
Stanford Univ. Music Dept. CCRMA Visiting Scholar/Composer
 

委員歴

 
2018年4月
 - 
現在
情報処理学会電子化知的財産・社会基盤研究会  幹事
 
2017年11月
 - 
2018年7月
PACIS  Local Organizing Committee
 
2016年4月
 - 
2018年3月
情報処理学会・電子化知的財産・社会基盤研究会  運営委員
 
2016年8月
 - 
2015年6月
公益財団法人日本英語検定協会  理事
 
2010年10月
 - 
2011年3月
内閣官房情報セキュリティセンター  情報セキュリティ人材育成・普及啓発検討会
 
2010年10月
 - 
2011年3月
内閣官房IT戦略本部  情報通信技術利活用のための規制・制度改革に関する専門調査会
 
2009年10月
 - 
2010年3月
総務省関東総合通信局  地域住民参加型デジタルアーカイブに関する調査検討会
 
2005年4月
 - 
現在
情報社会学会  運営委員
 

受賞

 
2017年7月
情報社会学会 プレゼンテーション賞
 
2015年7月
情報社会学会 プレゼンテーション賞
受賞者: 田中翔太・立川匠・折田明子
 
2013年10月
情報処理学会 山下記念研究賞
 
2010年3月
中央大学 学術研究奨励賞
 
2009年6月
情報社会学会 優秀論文賞
 
1998年
慶應義塾大学 SFC Award
 
1997年
ACM SIGGRAPH97 S.P.A.C.E Honorable Mention
 

書籍等出版物

 
Global Perspectives on Service Science: Japan
A.Orita, A.Yoshikawa and T.Terano (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 19 MANGA-Case Training for Global Service Science)
Springer   2016年6月   
コミュニケーション入門~人間共生時代におけるコミュニケーション
折田明子 (担当:分担執筆, 範囲:第12章 オンライン・コミュニケーションとアイデンティティ)
関東学院大学出版会   2016年4月   
情報社会のソーシャルデザイン:情報社会学概論II
大橋正和・公文俊平編著 (担当:分担執筆, 範囲:第9章:インターネット上で名乗る名前とプライバシー)
NTT出版   2014年11月   
創発経営のプラットフォーム
國領二郎 (担当:分担執筆, 範囲:第7章 情報交換と人脈形成のプラットフォームソーシャルメディア上でのID と名乗りの設計)
日本経済新聞社   2011年10月   
インターネット心理学のフロンティア
三浦麻子・森尾博昭・川浦康至編著 (担当:分担執筆, 範囲:第7章「知識共有コミュニティ」)
誠信書房   2009年2月   

論文

 
折田明子
情報処理   59(7) 606‐609   2018年6月   [招待有り]
What is your "formal" name?: situational usage of surnames in Japanese social life
GenderIT '18 Proceedings of the 4th Conference on Gender & IT   161-163   2018年5月   [査読有り]
Proceeding of 2017 International Conference on Research and Innovation in Information Systems      2017年7月   [査読有り]
オンライン・オフラインにおける名乗りと「本名」〜戸籍姓・生来の姓・家族の姓
折田明子
情報社会学会誌   12(1) 63-72   2017年7月   [査読有り]
マンガ教材による若年層に向けた実効的な情報リテラシー教育の試み
折田明子・吉川厚・田代光輝・江口清貴
情報社会学会誌   11(1) 61-70   2016年7月   [査読有り]
折田明子
計測と制御   55(1) 47-52 (J-STAGE)   2016年   [招待有り]
ソーシャルメディア利用における実効性のあるプライバシーのコントロール
折田明子
情報社会学会誌   10(1) 5-14   2015年7月   [査読有り]
Satoshi Takahashi, Toru B. Takahashi, Akiko Orita, Atsushi Yoshikawa, Takao Terano
Proceedings of the 23rd International Conference on Computers in Education, ICCE 2015   154-159   2015年1月
The authors conducted an experiment regarding how best to construct and facilitate the manga case method (i.e. MCM), with the aim of demonstrating the impact various instructional factors made on student learning outcomes. MCM is a group learning ...
折田 明子
情報管理   57(2) 90-98   2014年   [招待有り]
インターネット上のサービス利用ならびにコミュニケーションにおいて,利用者のアイデンティティは「特定」および「識別」という軸で分類することができる。デジタルデータが,ある個人に紐(ひも)付けられ,蓄積される現在において,個人情報の保護とともにプライバシーに対する考慮が求められる。本稿では,名乗りとID,データの蓄積という観点から,利用者のアイデンティティとプライバシーについて解説し,コミュニケーションにおける自分と他者の情報の取り扱いの難しさや,死後のデータの取り扱いに関しても今後の課題とし...
折田 明子
情報処理   54(11) 1147-1151   2013年10月   [招待有り]
三浦 麻子, 森尾 博昭, 折田 明子, 宇田 周平, 松井 くにお, 鈴木 隆一, 田代 光輝
関西学院大学心理科学研究   39(39) 23-30   2013年3月
折田 明子
人工知能学会誌   27(1) 59-66   2012年1月   [招待有り]
山本 秀男, 吉川 厚, 折田 明子, 小川 美香子
国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会誌   5(2) 89-101   2011年2月
複数のプロジェクトが有機的に結合された変革型プログラムでは、オーナーの戦略と利害関係者が持つ文脈の両者を理解するマネジメント能力が必要となる。このようなマネジメント能力はOJTを通して得られるもので、座学から身につけることは難しいといわれる。本報告では、実践的な気づき教育を目的としたアドバンスト・ケースメソッドによって、プログラムマネジャー向けに開発した研修教材の概要と研修結果を示し、Off-JTでマネジメント能力を高める教育手法としても有効であるという示唆が得られたことを述べる。
折田 明子
情報の科学と技術   61(2) 70-75   2011年2月
現実世界の人間関係を, インターネット上に再構築するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は, 参加者がそれぞれ自分に関する情報を提示しつつ, 現実に存在する人間同士がつながりを広げていくものとして始まったが, いまや人間関係にとどまらず様々な行動や情報が集約されるプラットフォームになりつつある。本稿では, 国内外のSNSを紹介しながら, 実名志向や匿名志向という違いとIDの構造, 利用者の意図の有無による情報の種類について考察し, 安全を確保しつつ可能性を広げる利用について考える。
Balancing Benefits and Privacy in Social Media Use:Unconscious Reflection of Real-Space Information
Akiko ORITA
Journal of Strategic Management Studies   2(2) 23-29   2011年   [招待有り]
折田 明子
人工知能学会誌   24(4) 527-534   2009年7月
マンガ教材を用いたアドバンスト・ケース研修の構想
山本秀男,吉川厚,小川 美香子,折田 明子
国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会論文誌   3(2) 87-95   2009年3月
折田明子
政策情報学会誌   3(1) 15-22   2009年11月   [査読有り]
大学やビジネススクールにおいて、戦略策定・マーケティング・プロジェクトマネジメント・人的資源管理は、個別の知識として教育されているが、現実の企業活動ではこれらを総合化した知識が必要となる。国際プログラム・マネジメント学会では、曖昧なミッションからビジネスの目標を定める実践的な手法やノウハウ(暗黙知)の共有手法の研究が進められてきた。本論文では、筆者らがこれまでに開発したマンガ教材による研修結果をまとめ、それらの利点を活用した実践的な知識教育のためのアドバンスト・ケース研修の構想について述べ...
USERS’ ATTITUDES TOWARDS ANONYMITY IN USERGENERATED CONTENT: BASED ON STRUCTURE OF ANONYMITY
Akiko Orita
Proceedings of IADIS e-Society2009   163-170   2009年2月
UGC (User Generated Content) is currently popular for exchanging information amongst Internet users. Although usersin Japan make good use of such UGC, they prefer to remain anonymous. This paper aims to evaluate the usage of UGC and users’ attitud...
Akiko Orita and Hisakazu Hada
Proceedings of the 5th ACM workshop on Digital identity management   17-20   2009年11月   [査読有り]
Web 上の人物および行為の信頼性評価
折田明子
人工知能学会誌   24(4) 527-537   2009年7月   [招待有り]
ネット上のCGM利用における匿名性の構造と設計可能
折田明子
情報社会学会誌   4(1) 5-14   2009年6月   [査読有り]
折田明子,三木草,小川美香子
情報社会学会誌   2(2) 114-127   2007年6月   [査読有り]
Our study proposes the effect of anonymity that enhances the appearance of word-of-mouth on the Internet, especially in hesitating matters. On reviewing definitions of anonymity, we came to lead the level of anonymity from the viewpoint of traceab...
Akiko Orita
Journal Of Computers   1(8) 55-60   2006年12月   [査読有り]
Our study proposes mutual aid platforms for
the resolution of uncommon or non-conforming cases in both administrative and commercial procedures. On reviewing inter-customer interaction, we came to rate RAQ over FAQ. We also reviewed former works o...
Akiko Orita
Electronic Journal of E-Government   3(3) 129-136   2005年11月   [査読有り]
The present paper discusses the potential benefits of interaction among citizens on the Internet in the area of public administration. Its arguments are supported by a study previously conducted on a Bulletin Board System (BBS). Special reference ...

講演・口頭発表等

 
折田明子, 湯淺墾道
情報処理学会研究報告(Web)   2018年9月13日   
青少年のネットリスク低減のための教育・教材〜台湾のヒアリング調査から
折田明子・高橋聡・小松正
教育システム情報学会第43回全国大会   2018年9月6日   
高橋聡, 西仲則博, 折田明子, 吉川厚
日本科学教育学会年会論文集(CD-ROM)   2018年8月8日   
湯淺墾道, 折田明子
電子情報通信学会技術研究報告   2018年5月24日   
小岩文香, 菅坂智仁, 中嶋茜, 野口遙斗, 折田明子
経営情報学会全国研究発表大会要旨集(Web)   2018年   
折田明子
電子化知的財産・社会基盤(EIP)75   2017年2月10日   
折田明子
経営情報学会全国研究発表大会要旨集(Web)   2017年   
折田明子, 田代光輝, 吉川厚, 江口清貴
電子情報通信学会技術研究報告   2016年5月26日   
折田 明子
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP)   2013年9月4日   
日本におけるインターネットを利用したコミュニケーションは,匿名性が高いものとして考えられてきたが,ソーシャルメディア,特にソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) は,現実の生活の人間関係を元にしており,匿名性は高いとは限らない.本稿では,大学生を対象にアンケート調査を実施し,が日常的に利用するSNSについて,用途や交流相手と名乗り (実名・仮名) の関係をみた.その結果,主に本人を特定しうる名前によってサービスが利用されており,回答者の約半数は,複数サービスにおいてリンク可能な...
折田 明子, 三浦 麻子, 森尾 博昭, 宇田 周平, 田代 光輝, 鈴木 隆一, 松井 くにお
情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤]   2013年2月8日   
本稿では、パソコン通信サービス NIFTY-Serve の掲示板ログを対象に、オンライン・コミュニティにおける名乗りの傾向を探索的に検討した。 NIFTY-Serve ではハンドルを使ったコミュニケーションがなされており、実名をそのまま利用したりニックネームを設定したりする他、すべての掲示板を通じて同じ名前を名乗ったりその都度変えたりといった使い方が可能であった。本稿では、心理学フォーラムの掲示板を対象に、特にアクティブな利用者がどのような名乗りの傾向を示しているか、予備的な分析結果を報告する。
折田 明子
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2013年   
ソーシャルメディアの利用者が死亡した場合、そのアカウント情報およびそれまでに投稿され蓄積された情報はどのように扱われるべきか。銀行口座やクレジットカードなどと異なり、ソーシャルメディアでは他者との関わりという情報の扱いについても注意が必要である。ソーシャルメディア利用にあたってはクレデンシャル情報、プロフィール情報、友人への公開情報、ソーシャルグラフなど、多岐にわたる情報が存在し、それぞれ公開範囲も異なっている。本稿では、死亡した利用者の個人情報だけでなく、文脈を逸脱した開示というプライバ...
吉川 厚, 折田 明子
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2013年   
企業研修をはじめとする「研修」は、ただ知識を詰め込むだけではなく、得た知識を実践的に活用し、自ら問題発見や意思決定ができる人材を育てるために実施される。ただし、研修で学んだことは、知識を問うペーパーテストのみで測れるものではなく、研修効果を測り評価するには、研修のデザイン、目的、教材、教授法、講師や受講生の相性など、さまざまな要因を考慮しなければならない。本稿では、これまでに実施してきた研修を実例として、われわれが開発し実施してきたキーフレーズ発見法を用いて、これらの要因のうち何が測定でき...
田代 光輝, 折田 明子
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP)   2012年9月6日   
インターネット上のコミュニケーショントラブルのうちネットを経由したいじめ・嫌がらせといったいわゆるネット炎上に関して、先行研究から発生過程から収束過程を整理し、具体的な事例を対象に原因と対応方法について不具合に対する決着をつける行動であるという観点から考察する。The settling process is arranged from the generation process, and a so-called net blazing up of bullying and annoyin...
折田 明子
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP)   2012年9月6日   
インターネットを介して個人が他者との関わりにおいて、情報の受発信および共有をするソーシャルメディアの利用増加にともない、個人情報の保護やプライバシーの保護について議論されるようになった。これまでの議論は生存する個人を想定するものであったが、ソーシャルメディアにおける情報が人間関係そのものや他者への言及などで構成される以上、死亡した利用者の情報は生存する利用者の情報と無関係ではない。本稿では、既存の主なソーシャルメディアサービスにおいて、亡くなったユーザに関する情報の扱いについての規定につい...
吉川 厚, 折田 明子, 寺野 隆雄
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2012年   
企業の人材育成は近年見直されてきている。それは企業の多様化により、大学などで学びきれない領域の知識やスキルが必要とされてきたからだ。そのために、企業では独自の研修をたて、その研修により新たな業務に携わってもらう必要がある。そこで、研修の方法もさることながら、研修によって人材がどれほど育ったのかを把握することは大切であり、従来はKarkpatrikの4段階評価などで測定することが提唱されてきた。しかし、この手法では評価者と評価手段が異なるだけで、評価手法として確立されているわけではない。そこ...
折田 明子
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2012年   
電子掲示板などのオンラインコミュニティ、また近年利用が伸びているソーシャルメディアの利用に際しては、「実名制」「匿名制」といったように、コミュニティごとに利用者に求める名乗りが異なる。たとえば、日本発のSNSでは仮名、Facebookなど米国発のSNSでは実名といったようなルールや、1つのIDに対して複数の仮名など様々である。実名と匿名のメリットと欠点のバランスを取る設計がなされていると考えられる。<br>本稿では、個人情報およびプライバシーの保護という観点から、主なネットコミュニティサー...
折田 明子, 吉川 厚, 寺野 隆雄
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2011年   
米国の大学教育では、講義だけでなく議論形態が推奨され、ケース教材などの材料をもとに議論が行われる。本稿では、ビジネス教育向けに作成したマンガ教材を用いて、米国の州立大学情報システム学科で実施した授業について報告し、学生のレポートから浮かび上がった観点を含め考察する。一学期間の講義予定の一部としてマンガの講義を位置づけ、大学院生および学部生の合計3科目を対象に実施した。本稿で報告する経営情報関連科目である情報資源管理では、具体的なシーンを題材として議論を展開するため、数度にわたりマンガ教材を...
折田 明子, 三浦 麻子
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2011年   
日本国内において、インターネット上の電子掲示板等ネットコミュニティの利用に際して、利用者は実名を秘匿し、ニックネームなどの仮名を名乗る傾向がある。ただし、その仮名が継続して用いられるのか、その場限りなのかは明らかではなく、利用者が意識せずに仮名によって名寄せされた情報から本人が特定されるリスクもある。本稿では、読売新聞社による大型電子掲示板「発言小町」の利用者を対象にした調査結果をもとに、サイト利用者の「名乗り」の意識について考察する。回答者の約6割がネット上のみで通じるニックネームを名乗...
アモロソ L ドナルド, 松岡 アモロソ 奈留代, 折田 明子
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2011年   
アメリカの文化はソーシャルメディアの使い方に日本とは異なる影響を与えるようだ。私達はソーシャルメディアの使い方を規定する要因として、年齢、ソーシャルメディアに対する安心感、コミュニケーションに費やす時間、友人の数、そして、ユーザーがソーシャルメディアをチェックする時間帯と場所が含まれると仮定した。アンケートを実施し、71件の有効回答(日本生まれ34%、米国生まれ66%)を得た。その結果、若いユーザー達のほうが友人の数が多く、勤務中や学校でより頻繁にソーシャルメディアをチェックすることが明ら...
吉川 厚, 折田 明子, 國上 真章, 寺野 隆雄
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2011年   
組織を評価する場合には、従来は組織構成員へのアンケートを行い、統計的に判断してきた。つまり、組織の構成員の自己認識として組織の特徴や構成員同士の関係が他の組織と比べてどのように異なるのかという相対比較により特徴を出してきた。この手法はある程度のデータ量がそろうことで成立している。しかしながら、そのアンケートをベースにする手法では構成員の問題解決に対する癖などの組織文化を測ることが難しい。そこで、我々は作為的に作ったシナリオに対してアドバイスをしてもらう状況を設定し、アドバイスをするシーンを...
岡本 真, 折田 明子, 加藤 学
人工知能学会全国大会論文集   2011年   
折田 明子, 吉川 厚, 山本 秀男
情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤]   2010年11月18日   
本稿は,Web サイト炎上事件を題材に,筆者らが教育目的で作成したマンガ教材を用いたプライバシ教育の実施と評価について報告する.マンガ教材は,文章と絵の組み合わせによる読みやすさから,初学者向けの教材として用いられてきたが,本稿で報告する事例は,描画に読み取られるべき教育主題を埋め込み,気づきを以て問題を発見し,問いと組み合わせたクラス設計によって意志決定のシミュレーションの実現を目的としている.教材を用いたクラス運営では,教材・問い・ファシリテーションの組み合わせにより,背景の異なる社会...
寺野 隆雄, 吉川 厚, 山本 秀男, 折田 明子, 小川 美香子
年会論文集   2010年9月10日   
折田 明子, 吉川 厚
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2010年   
本発表では、筆者らが制作したウェブサイトの炎上事件を扱ったマンガ教材を題材に、描画によるケース教材の制作手法について述べる。一般にマンガ教材は物語を単純化し、理解を容易にする手法と考えられているが、本稿では描画による情報の埋め込みなど、複合的な要因の読み解きという特徴に着目している。本稿では、実践教育のケース手法の一つとして、ケースメソッドおよびナラティブ・アプローチを踏襲しつつ、描画の特徴を取り入れたマンガ教材の制作過程を提示する。
吉川 厚, 折田 明子
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2010年   
本発表では、著者らが作成した現場の仕事状況を描いたマンガ教材を題材に、学習者をより深い理解に導くための研修の設計について述べる。本マンガ教材は、仕事を遂行していく上でのトラブルに対して単にその答えを求めるというものではなく、人事の観点や財務の観点、渉外の観点など様々な観点で考えなければならない特徴を持っている。その特徴を生かし、研修の対象者に合わせた目的設計を行った後、その目的にあった研修設計を行う。その際、マンガ教材のみではなく、付帯資料を付けるなどして情報レベルのコントロールを行ったり...
山本 秀男, 吉川 厚, 折田 明子, 小川 美香子
国際P2M学会研究発表大会予稿集   2010年   
複数のプロジェクトが有機的に結合された変革型プログラムでは、オーナーの戦略と利害関係者が持つ文脈の両者を理解するマネジメント能力が必要となる。このようなマネジメント能力はOJTを通して得られるもので、座学から身につけることは難しいといわれる。本報告では、実践的な気づき教育を目的としたアドバンスト・ケースメソッドによって、プログラムマネジャー向けに開発した研修教材の概要と研修結果を示し、Off-JTの討論の場を通じて中堅管理者のマネジメント能力を高める可能性について論じる。
折田 明子, 羽田 久一
研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS)   2009年11月19日   
食品に対する安心・安全の意識の高まりに伴い,企業や販売者によって生産者情報や履歴情報のインターネットを介した提供が実現されてきたが,アレルゲンや添加物を含む原材料情報の提供は十分ではない.本稿では,ユーザが提供する情報を含め,インターネット上で提供されている原材料情報の整理を試みた上で,継続可能かつ信頼できる原材料情報の取得可能性について議論する.With the demands on information disclosure of foods, companies have prov...
折田 明子, 羽田 久一
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)   2009年11月19日   
食品に対する安心・安全の意識の高まりに伴い,企業や販売者によって生産者情報や履歴情報のインターネットを介した提供が実現されてきたが,アレルゲンや添加物を含む原材料情報の提供は十分ではない.本稿では,ユーザが提供する情報を含め,インターネット上で提供されている原材料情報の整理を試みた上で,継続可能かつ信頼できる原材料情報の取得可能性について議論する.With the demands on information disclosure of foods, companies have prov...
羽田 久一, 折田 明子
情報処理学会研究報告. GN, [グループウェアとネットワークサービス]   2009年11月19日   
食品の安心安全への関心が高まるにつれ,アレルゲン物質を含む加工食品の原材料への注目がなされてきている.しかしながら,これらの情報は十分に公開されているとは言えず,データベースの整備が急務である.そこで本研究では加工食品の原材料に関するデータベースを企業からの情報開示に頼るのではなくソーシャルなデータベースとして構築するためのシステムを提案し実装を行った.
折田 明子
情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤]   2009年5月29日   
ブログや SNS、掲示板などのソーシャルメディアにおける匿名性の高いコミュニケーションにおいては、会員登録や仮名利用によって利用者の識別性が確保されている。だが、第三者が、ID そのものを乗っ取るまでにいかないものの、趣味や嗜好を真似て特定のユーザに「なりすます」という問題が発生している。長らく使っていた仮名を他者が意図的に名乗り出してコミュニケーションに混乱を招いたり、個人のブログやサイトの管理者であるかのようにふるまうといった行為だ。本稿では、ネット上の匿名性と識別性の整理を踏まえた上...
構造的観点によるネット利用者の匿名志向分析:CGM利用に対するアンケート調査
折田明子
第15回社会情報システム学シンポジウム論文集   2009年1月   
日本のCGM(Consumer Generated Media)利用は活発であるが、多くの利用者は実名を秘匿している。インターネット上の匿名性は、その性質が社会的に望ましい影響と望ましくない影響を同時に及ぼすため、しばしば実名と対比されるが、現実的にはメリットを活用しデメリットを低減する方策が求められる。本研究では、インターネット上の匿名性を構造的な観点から (1)匿名性を扱うレイヤ (2) IDに対するリンク可能性 に整理した上で、利用者の志向を明らかにするため調査を実施した。その結果、...
田中 あやか, 折田 明子, 小川 美香子
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集   2009年   
企業がPCや携帯で消費者に詳細な食品情報を提供する動きがあるが、2008年の筆者らの携帯アレルゲンチェックサイト調査では、効果的な情報提供方法の検証と非アレルギー患者の評価に課題が残った(小川・田中、2008)。そこで、ある生協の組合員2521人を対象に2009年に調査を行った結果、PC回答者で、アレルギー患者家族より非患者家族の方が原材料表示を気にしており(有意水準1%)、原材料情報の活用に可能性があることが明らかになった。また、アレルゲンチェックサイトver2009.5のユーザー評価で...
Users attitude towards Anonymous and Real-name services on the Internet in Japan
Akiko Orita
JPAIS Session, ICIS2008   2008年12月   
CGMにおいてユーザが志向する匿名性についての考察
折田明子
経営情報学会2008年秋季全国研究発表大会予稿集   2008年11月   
CGM サイトは購買行動や日常の問題解決において活用されつつあるが、多くのインターネットユーザは情報発信において実名の秘匿、すなわち匿名であることを志向している。本稿は、匿名性の構造的な分類(本人到達性・リンク可能性)を元にネットユーザの情報収集行動における匿名性の志向性をアンケート調査によって探索的に明らかにするものである。その結果、CGMサイトを通じた情報収集から次のことが明らかになった。第一に、投稿者が実名を示していることは重視されないが、プロフィールおよび投稿履歴はやや重視されてい...
インターネット利用の安心・安全に関する構造的理解への転換
折田明子
政策情報学会第4回研究大会予稿集   2008年11月   
山本 秀男, 吉川 厚, 小川 美香子, 折田 明子
研究発表大会予稿集   2008年9月19日   
戦略策定・マーケティング・プロジェクトマネジメント・人的資源管理などは、個別の知識として教育されているが、現実の企業活動ではこれらを総合化した知識が必要となる。プログラムマネジメントでは、曖昧なミッションからビジネスの目標を定める実践的な手法やノウハウ(暗黙知)の共有手法の研究が進められてきた。本報告では、筆者らがこれまでに開発したマンガ教材による研修結果をまとめ、それらの利点を活用した実践的な知識教育のためのアドバンスト・ケース研修の構想について述べる。ビジネス現場の問題発見および問題解...
Towards Accountable Anonymity, Pseudonymity Design [招待有り]
Akiko ORITA
DAS-P2P2008 Workshop, SAINT2008   2008年7月   
リンク不能性の観点による匿名性の分類と活用:匿名性の高い実名と匿名性の低い仮名
折田明子
電子情報通信学会コミュニティ活性化時限研究専門委員会(CoA: CommunityActivation)研究会予稿集   2008年2月   
インターネットを介した情報交換やコミュニケーションの活発化において、ユーザは実名を秘匿した上での情報発信を指向している。一方で、匿名性という言葉自体が多義性を持っており、明確な定義がされることなく匿名性の是非論に陥りがちである。本稿では、リンク不能性およびその一覧性という観点から、ユーザの視点における匿名性の分類を試み、匿名性を活用するための議論の切り口を提示する。
ccountable or Casual Anonymity?: Classify anonymity based on linkability
Akiko Orita
IFIP8.2 OASIS Workshop   2007年12月9日   
CGMにおける匿名性レベル:リンク可能性および一覧性
折田明子
経営情報学会2007年秋季全国研究発表大会予稿集   2007年11月   
インターネットを介した消費者同士の情報交換の場として、CGM(Consumer Generated Media)が活用されている。これらの場では投稿や購買記録が蓄積されるため、場の匿名性の度合いは場によって異なる。本稿では、リンク可能性および一覧性という観点匿名性のレベルを設定し、既存のCGMの分類を試みることで、消費者にとって効果的な場の設計可能性を提示する。るインセンティブおよびペナルティ設計の可能性を提示する。
折田 明子, 江木 啓訓
情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤]   2007年9月20日   
インターネットを介したコミュニケーションの匿名性はしばしば社会問題として扱われるが、匿名性という用語は多義的に用いられており、議論の基礎となる概念整理が不十分である。本論文では、一つのIDに対して関連する情報が結び付けられる度合いを匿名性の度合いと定義し、リンク不能性および一覧性の観点から、匿名性の整理を試みる。
ンターネット上での相互扶助における匿名性と履歴追跡可能性
折田明子
経営情報学会2006年秋季全国研究発表大会予稿集   2006年11月   
インターネット上で見知らぬ者同士が情報を提供し、オフィシャルな情報源から外れた事例について当事者同士が情報交換する相互扶助が実現されている。有効な相互扶助の実現のためには、投稿者の障壁を下げる匿名性とともに、投稿内容に対する責任を担保する必要がある。本研究では、先行研究をもとにインターネットを介したコミュニケーションにおける匿名性の概念を整理し、履歴の追跡可能性という軸を提示する。
Designing mutual-aid model for RAQ(Rarely Asked Question) in e-government:Practical use of anonymity
Akiko ORITA
Proceedings of ARES2006   2006年4月   
To ensure the availability of e-Government, it is necessary to handle diversity of administrative cases properly. This paper proposes RAQ (Rarely Asked Questions) to cover minor, non-conforming cases which are overlooked. We focused on effects of ...
The role of informal web-based community in citizen interaction
Akiko Orita
IFIP8.2 OASIS Workshop   2005年12月   

Misc

 
別姓体験談、どこで聞く?誰に聞く?
折田明子
あいち別姓の会定例会      2007年1月   [依頼有り]

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤C)
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 西仲則博
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤C)
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 折田明子
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤C)
研究期間: 2012年4月 - 2017年3月    代表者: 折田明子
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤C)
研究期間: 2011年4月 - 2015年3月    代表者: 吉川厚
文部科学省: 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
研究期間: 2011年4月 - 2013年3月    代表者: 三浦麻子
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2009年4月 - 2012年3月    代表者: 折田明子
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2007年4月 - 2009年3月    代表者: 折田明子
本研究は、インターネット上で発生している相互扶助において匿名性が果たす役割に着目し、匿名性を是非ではなく構造的に理解することによってメリットを活用しデメリットを低減するための設計可能性を提示するものである。先行研究調査、事例調査、ユーザへのアンケート調査の結果から、匿名性を決定する要素である「リンク可能性」およびそれを扱う「レイヤ」に対する設計可能性が示唆された。

担当経験のある科目