2012年3月
「実習の達成課題とソーシャルワークにおける支援技術の体系化 ―価値・知識・方策・方法を体系化する立場から―」
同朋大學論叢
- 巻
- 号
- 96
- 開始ページ
- 35
- 終了ページ
- 56
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
支援技術の学習には、①学習者が自分自身を理解したのとおなじやり方で利用者を理解すること、②その理解に照らして、さまざまな支援技法がどのように利用者に役立つのかをイメージできることが重要である。そこで、専門的な技術・技法を裏打ちしている支援者の体験や日頃の生きる姿勢を、「自己尊重」、「自己吟味」、「自己管理」とし、それらの体験から支援を発想できる力を「自己活用」と名づけて、支援技術の体系化を試みた。