共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

細胞極性制御因子による皮膚幹細胞の維持機構

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 長田 真一
  • ,
  • 大野 茂男
  • ,
  • 秋本 和憲

課題番号
24591669
配分額
(総額)
5,200,000円
(直接経費)
4,000,000円
(間接経費)
1,200,000円

哺乳類の上皮細胞の極性を制御する蛋白質aPKCλ(atypical protein kinase C lamda)の皮膚における役割を調べるために、表皮特異的にaPKCλを欠損させた変異マウスを作製した。この変異マウスでは、毛周期が異常になり、進行性の脱毛、および表皮と脂腺の分化異常をきたした。これらの異常は、aPKCλの欠損により毛包幹細胞の休眠誘導因子(Fgf18とBmp6)の発現が低下し、毛包幹細胞の休眠状態が破綻するためであることを見出した。以上の結果から、aPKCλは毛包幹細胞の休眠状態を制御することにより、皮膚幹細胞の維持に関わっていることが明らかになった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24591669/24591669seika.pdf