2009年 - 2011年
上皮間葉相互作用を制御するシグナル経路におけるSox13の役割
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 課題番号
- 21590224
- 配分額
-
- (総額)
- 4,550,000円
- (直接経費)
- 3,500,000円
- (間接経費)
- 1,050,000円
毛は、成長期、退行期、休止期からなる周期を繰り返して成長する。本研究は、細胞の運命決定、分化関わる転写因子Sox13の役割を、独自に作製したSox13変異マウスを用いて解析した。その結果、Sox13の発現は毛周期の間にダイナミックに変化し、Sox13が毛周期の新たなマーカーとして有用であること明らかになった。Sox13の周期性を制御するメカニズムの解明は、脱毛症の病因解明に役立つ可能性がある。