Apr, 2020 - Mar, 2023
日本語版医学教育感情尺度の発展的妥当性検証:日本初の学習者感情の医学教育研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
- Grant number
- 20K18870
- Japan Grant Number (JGN)
- JP20K18870
- Grant amount
-
- (Total)
- 4,030,000 Japanese Yen
- (Direct funding)
- 3,100,000 Japanese Yen
- (Indirect funding)
- 930,000 Japanese Yen
医学教育感情尺度の妥当性検証の論拠を因子分析を用いて検討し、自他識別関連性の感情群がアジア圏に特徴的なものである可能性が示され、その成果をアジア太平洋医学教育学会で発表し、医学教育での感情に関する異文化研究の可能性について議論がなされた。同内容の原著論文を医学教育国際雑誌に投稿予定である。
コロナ禍で注目されている遠隔シミュレーション教育で医学生に生じる感情が通常の対面シミュレーションで同等である可能性も示唆され、遠隔シミュレーション教育の有効性に関する国際的にも新たな知見を2021年のアジア救急医学会で発表した。また、医学生約120名の臨床推論におけるProblem-based learningをセッティングとした医学教育感情尺度のデータ収集を実施し、Problem-based learningでのチューターが教員と学生とで実施した場合の受講生に生じる感情のパターンが同等であることを示し、感情尺度は教育手法の有効性評価にも活用できることを2022年欧州医学教育学会で発表する予定である。さらには、小児救急領域での小児救急関連の学習者の臨床推論能力と医学教育感情尺度で測定された感情群との関連について検討し、卒後専門教育レベルでの臨床的パフォーマンスと感情との関連についての新たな知見を得て、2022年国際救急医学会において発表する予定である。総じて、卒前から卒後教育に至るまで多様な教育セッティングにおいて尺度測定を行い、妥当性検証を実施している。
コロナ禍で注目されている遠隔シミュレーション教育で医学生に生じる感情が通常の対面シミュレーションで同等である可能性も示唆され、遠隔シミュレーション教育の有効性に関する国際的にも新たな知見を2021年のアジア救急医学会で発表した。また、医学生約120名の臨床推論におけるProblem-based learningをセッティングとした医学教育感情尺度のデータ収集を実施し、Problem-based learningでのチューターが教員と学生とで実施した場合の受講生に生じる感情のパターンが同等であることを示し、感情尺度は教育手法の有効性評価にも活用できることを2022年欧州医学教育学会で発表する予定である。さらには、小児救急領域での小児救急関連の学習者の臨床推論能力と医学教育感情尺度で測定された感情群との関連について検討し、卒後専門教育レベルでの臨床的パフォーマンスと感情との関連についての新たな知見を得て、2022年国際救急医学会において発表する予定である。総じて、卒前から卒後教育に至るまで多様な教育セッティングにおいて尺度測定を行い、妥当性検証を実施している。
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- ID information
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- Grant number : 20K18870
- Japan Grant Number (JGN) : JP20K18870