服部伸 (Osamu Hattori) - マイポータル

基本情報

所属: 同志社大学文学部文化史学科博士後期課程教授

学位: 博士（文化史学）(同志社大学)
文学修士(同志社大学)

研究者番号: 40238027
J-GLOBAL ID: 200901011381645916
researchmap会員ID: 1000220354

研究キーワード

研究分野

経歴

2004年4月 - 現在

同志社大学, 文学部, 教授
2006年3月 - 2007年3月

テュービンゲン大学, 日本学研究所, エルヴィン・ベルツ客員教授
2002年4月 - 2004年3月

同志社大学, 文学部, 助教授
1996年4月 - 2002年3月

岐阜大学, 大学院教育学研究科担当助教授
1991年7月 - 2002年3月

岐阜大学, 教育学部, 助教授
1996年3月 - 1997年2月

日本学術振興会海外の中核的研究拠点への派遣研究者（シュトゥットガルト大学）
1991年4月 - 1991年7月

日本学術振興会, 特別研究員(DC)

学歴

1986年4月 - 1991年7月

同志社大学, 大学院文学研究科博士課程後期, 文化史学専攻
1987年10月 - 1989年9月

シュトゥットガルト大学, 人文学部, 歴史学科
1984年4月 - 1986年3月

同志社大学, 大学院文学研究科博士課程前期, 文化史学専攻
1980年4月 - 1984年3月

同志社大学, 文学部, 文化学科文化史学専攻

委員歴

書籍等出版物

服部伸（編）身体と環境をめぐる世界史―生政治から見た「幸せ」になるためのせめぎ合いとその技法―

(担当:編者(編著者), 範囲:「序論－身体と環境をめぐる生政治－『幸せ』になるための介入・操作と主体性」、「治療薬を確保するための闘い－ホメオパシー患者団体の協会薬局と国家」)

人文書院 2021年2月 (ISBN: 9784409510872)
谷川稔・川島昭夫・南直人・金澤周作（編著）越境する歴史家たちへ：「近代社会史研究会」(1985-2018)からのオマージュ

服部伸 (担当:共著, 範囲:研究者養成の場としての近代社会史研究会)

ミネルヴァ書房 2019年6月 (ISBN: 9784623085668)
Osamu Hattori(ed.), The Social History of "Manuals" for the Body and Environment. Tools for Education or a Means of Social Control?

服部伸 (担当:編者(編著者), 範囲:Introduction; 3. An Examination of Popular Homeopathic Medical "Manuals" in Germany Published Between the Mid-Nineteenth and Twentieth Centruies.)

LIT Verlag 2017年 (ISBN: 9783643907349)
藤原辰史（編）第一次世界大戦を考える

服部伸 (担当:共著, 範囲:社会的アウトサイダーとしてのドイツ自然療法運動)

共和国 2016年4月 (ISBN: 9784907986186)
辻英史・川越修編、歴史のなかの社会国家

服部伸 (担当:共著, 範囲:第四章社会国家への夢－帝政期オルタナティヴ運動からの提案)

山川出版社 2016年1月 (ISBN: 9784634672291)
（共訳）フランク・ユーケッター著ドイツ環境史

服部伸 (担当:共訳, 範囲:日本語版序文（前半）、I部第2章、第3章、II部第2章、第5章)

昭和堂 2014年10月 (ISBN: 9784812213360)
山室信一・岡田暁生・小関隆・藤原辰史（編）、第一次世界大戦（第2巻）

服部伸 (担当:共著, 範囲:7 銃後における健康と医療－自然療法運動を中心に－)

岩波書店 2014年5月 (ISBN: 9784000287128)
服部伸(編)、「マニュアル」の社会史

服部伸 (担当:編者(編著者), 範囲:序論、帝政期ドイツの民間人向けホメオパシー治療マニュアル)

人文書院 2014年2月 (ISBN: 9784409510698)
日独近代社会における健康と身体－社会の科学化と大衆化の過程で－

服部伸 (担当:編者(編著者), 範囲:日本の漢方医が見た戦後ドイツの医療と社会)

同志社大学人文科学研究所 2010年3月
松塚俊三・八鍬友広（編）識字と読書

服部伸 (担当:共著, 範囲:第8章一九世紀末ドイツの家庭医学書の「科学化」－ルッツェ著『ホメオパシー教本』を中心に－)

昭和堂 2010年3月 (ISBN: 9784812209622)
Hattori, Osamu/Eschbach-Szabo, Victoria/Ebi, Martina (eds.), Japan and Japanese People: Views from a Transcultural Perspective.

Hattori, Osamu (担当:共編者(共編著者), 範囲:A German Doctor Learned Classical Medicine and Japanese Doctors and Practitioners Learned "Modern" Medicine: The German-Japanese Relations in the Sector of Acupuncture in the Post-War Era.)

LIT-Verlag 2010年 (ISBN: 9783643106162)
川越修、鈴木晃仁（編）分別される生命

服部伸 (担当:共著, 範囲:第5章世紀転換期ドイツにおける病気治療の多元性)

法政大学出版局 2008年5月 (ISBN: 9784588672095)
若尾佑司・井上茂子編近代ドイツの歴史

服部伸 (担当:分担執筆, 範囲:第六章「世界強国」への道)

ミネルヴァ書房 2005年5月 (ISBN: 4623043592)
近代医学の光と影

服部伸

山川出版社 2004年 (ISBN: 4634348209)
望田幸男・田村栄子（編）、身体と医療の教育社会史

服部伸 (担当:共著, 範囲:第6章専門医制度の成立とオルタナティブ医療－ドイツのホメオパティー医にとっての医師職業団体と患者組織)

昭和堂 2003年10月 (ISBN: 4812203244)
望田幸男（編）、近代ドイツ＝資格社会の展開

服部伸 (担当:共著, 範囲:第1部第4章治療師の養成・資格制度)

名古屋大学出版会 2003年2月 (ISBN: 4815804575)
Dinges, Martin (ed.), Patient in the History of Homoeopathy.

Hattori, Osamu (担当:共著, 範囲:Co-operation and Tensions between Homoeopathic Lay Societies and Homoeopathic Lay Movement in Württemberg during the Professionalisation of the Medical Profession, 1868-1921)

European Association for the History of Medicine and Health Pub. 2002年 (ISBN: 0953652246)
ドイツ「素人医師」団

服部伸

講談社 1997年 (ISBN: 4062581132)
望田幸男（編）、近代ドイツ＝資格社会の制度と機能

服部伸 (担当:共著, 範囲:第Ⅱ部第2章医師資格の制度と機能)

名古屋大学出版会 1995年2月 (ISBN: 4815802491)
（共訳）チャールズ・E・マクレランド著近代ドイツの専門職

服部伸 (担当:共訳)

晃洋書房 1993年9月 (ISBN: 4771006598)

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論文

ホメオパシー協会における治療者：1880年代から1920年代のヴァンゲン・ホメオパシー協会の活動を例に

服部伸

社会科学 53(4) 47-76 2024年2月査読有り
権威に背を向けてオルタナティヴ医療を貫く患者たち

服部伸

臨床心理学 (増刊13) 200-204 2021年8月招待有り
European Homeopathic Medicine and the Rise of Kanpō in Postwar Japan.

Hattori, Osamu

Senri Ethnological Reports: Suzuki, Nanami(ed.), Healing and Education as a Cultural Lifestyle. 120 17-52 2014年査読有り招待有り
第二次世界大戦後の鍼灸分野における日欧の交流

服部伸

文化学年報 59(59) 61-83 2010年
ホメオパシー信奉者たちにとってのジェンナーの「記憶」

服部伸

関学西洋史論集 29 3-14 2006年招待有り
ドイツにおける民間人のホメオパティー治療

服部伸

社会科学（同志社大学人文科学研究所） 74 47-72 2005年
ドイツにおけるホメオパティー素人医協会の成立と変容：オルタナティブ医療の専門職化

服部伸

岐阜大学教育学部研究報告･人文科学 46(1) 1-24 1997年
世紀転換期ドイツにおける専門職としての医師

服部伸

西洋史学 174 1-18 1994年査読有り
世紀転換期ドイツ中央党における「地方の論理」

服部伸

岐阜大学教育学部研究報告 40 18-42 1992年3月
地方小都市における工場・百貨店の出現と手工業者・小売商人

服部伸

西洋史学 157(157) 50-63 1990年査読有り
工業化時代の仕立屋と衣料品店--ラ-フェンスブルク(1863-1902年)の場合

服部伸

文化史学 (45) 336-351 1989年11月
カトリック教養市民と中央党--ヴュルテンベルクの場合

服部伸

文化学年報 (36) 105-126 1987年3月

MISC

日本医史学会編『医学史事典』

服部伸

「近現代における西洋民間療法」 662-663 2022年7月
書評黒﨑周一『ホメオパシーとヴィクトリア朝イギリスの医学』

服部伸

西洋史学 (271) 99-101 2021年6月査読有り招待有り
石田勇治編『ドイツ文化事典』

服部伸

「ホメオパシー」 366-367 2020年10月
比較憲法体制史から比較教育社会史へ－講釈師的社会・文化史家望田幸男

服部伸

文化史学 (75) 463-474 2019年11月招待有り
山室信一（編）人文学宣言

服部伸

私の研究でも役に立ちますか？ 50-53 2019年3月
書評田中祐理子『科学と表象：「病原菌」の歴史』

服部伸

西洋史学 (252) 312-314 2013年査読有り招待有り
書評藤原辰史『カブラの冬』

服部伸

ゲシヒテ (5) 71-74 2012年査読有り招待有り
近代社会の中での漢方治療：第二次世界大戦後の鍼治療分野における日欧の交流

服部伸

シンポジウム報告集：東アジアの近代と文化形成 33-40 2011年招待有り
漢方医が見た戦後ドイツの鍼灸医療

服部伸

芝井敬司『西洋の歴史に見る「グローバル・スタンダード」と「ローカル・アイデンティティ」』平成14年度～平成17年度科学研究費補助金（基盤研究（A））研究成果報告書 71-78 2006年3月
書評竹中亨『帰依する世紀末－ドイツ近代の原理主義者群像』

服部伸

西洋史学 217(217) 80-82 2005年査読有り招待有り
近代ドイツにおける治療者・患者関係の社会史的研究

服部伸

平成12年度～平成15年度科学研究費助成基盤研究(c)(2) 研究成果報告 1-77 2004年3月
近代ドイツにおける治療師

服部伸

財団法人福武学術文化振興財団平成12年度年報 57-61 2001年11月
書評望田幸男『ドイツ・エリート養成の社会史－ギムナジウムとアビトゥーアの世界』

服部伸

史林 83(1) 153-159 2000年査読有り招待有り
ヨーロッパ現代（ドイツ）（１９９９年の歴史学界－－回顧と展望）

服部伸

史学雑誌 109(5) 367-373 2000年査読有り招待有り
書評児玉善仁『＜病気＞の誕生――近代医療の起源』

服部伸

大学史研究 (14) 60-64 1999年3月査読有り招待有り

講演・口頭発表等

ホメオパシー健康協会における「学び」：ヴァンゲン・ホメオパシー協会を例に

服部伸

身体・環境史研究会2023年度第5回例会 2024年3月16日
望田幸男先生の主たる業績――比較教育社会史を中心に――

服部伸

ドイツ現代史研究会12月例会 2023年12月23日招待有り
書評水戸部由枝『近代ドイツにみるセクシュアリティと政治：性道徳をめぐる葛藤と挑戦』

服部伸

身体・環境史研究会2023年度第4回例会 2023年12月17日
地域社会における医療をめぐる緊張と相互依存：ヴァンゲン・ホメオパシー協会とホメオパシー医

服部伸

身体・環境史研究会2023年度第1回例会 2023年5月13日
戦間期ドイツの社会を考える：デートレフ・ポイカート（小野清美／田村栄子／原田一美訳）『ワイマル共和国』（名古屋大学出版会、1993年）を素材に

服部伸

身体・環境史研究会2022年度第3回例会 2022年10月1日
『神話と科学』の衝撃：私にとっての上山安敏先生

ドイツ現代史研究会7月例会 2022年7月24日招待有り
戦間期における身体・環境への生政治的介入の国際比較に向けて

服部伸

身体・環境史研究会2022年度第1回例会 2022年5月7日
ドイツと日本のあいだで『西洋史』を続けるということ ――学術性、公共性そして知的好奇心を満たすべく――

服部伸

京都歴史学工房第5回例会 2019年6月22日
帝政期ドイツのホメオパシー協会の活動にみる主体性と共同性 ―シュトゥットガルト・ヴァンゲンホメオパシー協会の活動記録から―

服部伸

第69回日本西洋史学会大会 2019年5月19日
The Healthcare Activities by the Homeopathic Society in Stuttgart-Wangen 1887-1927

服部伸

4th TUDOKU Conference 2018, Eberhard Karls University of Tübingen “Transnational Perspectives on Medicine, Healing and Body: Cases from Japan, Korea, and Germany” 2018年9月5日招待有り
The memory of Korean settlement and an underground military factory in Osaka.

服部伸

“Colonial Memories: Comparative Perspective on Germany, Japan, and Korean Cases” 2014年6月10日招待有り
日本の漢方におけるホメオパシーの影響

服部伸

国立民族学博物館公開国際シンポジウム「ヒーリング・オルタナティヴス」 2012年11月11日招待有り
Popular Homeopathic Literature in the German Empire.

服部伸

Workshop on Social History of Handbook for Body and Enviroment in Mass Society. 2012年11月10日
ドイツの歴史に現れたホメオパシー問題：科学化と専門化の中でのホメオパシー民間人運動

服部伸

シンポジウム「ホメオパシー問題から医療と社会を考える」 2011年1月23日同志社大学人文科学研究所／身体･環境史研究会招待有り
近代社会の中での漢方治療：第二次世界大戦後の鍼灸分野における日欧の交流を通じて

服部伸

「東アジアの近代と文化形成」 2010年10月20日同志社大学大学院文学研究科
日本の漢方医が見た戦後ドイツの医療と社会：非正統医療の国際交流から健康をめぐる日独比較医療史へ

服部伸

同志社大学人文科学研究所第68回公開講演会・シンポジウム「日独近代社会における健康と身体－社会の科学化と大衆化の過程で－」 2010年1月30日
The German-Japanese Relations in the Sector of Acupuncture in the Post-War Era.

服部伸

Japanese People and Culture: Views from a Transcultural Perspective. A Joint Project of Doshisha University and Eberhard Karls University Tuebingen. 2009年11月26日招待有り
ホメオパシー患者が読んだ疾病記事：『ライプツィヒ・ホメオパシー民衆雑誌』の分析(1871-1939)

服部伸

平成19年度日本医史学会秋季大会 2007年11月11日日本医史学会
ホメオパシー患者の読書：患者向け雑誌『ライプツィヒ・ホメオパシー民衆雑誌』の疾病記事(1871-1939)を中心に

服部伸

比較教育社会史研究会2007年度秋季例会 2007年10月28日招待有り
日本の漢方医が見た戦後ドイツの医療と社会

服部伸

同志社大学文学部・社会学部父母会 2007年7月7日

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所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

生きるための環境をめぐるマニュアルの社会史

同志社大学人文科学研究所第19期部門研究会 2016年4月 - 2019年3月
近代社会における身体と環境の「知」と大衆：「マニュアル」からの比較史

同志社大学人文科学研究所第18期部門研究 2013年4月 - 2016年3月
近現代ドイツにおけるホメオパシー信奉者団体の活動と通俗医学書

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(c) 2012年4月 - 2016年3月

服部伸
第一次世界大戦と現代世界の変貌についての総合的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2012年4月 - 2015年3月

山室信一
大衆社会における身体・環境の操作－「マニュアル」の比較社会史

同志社大学人文科学研究所第17期部門研究会 2010年4月 - 2013年3月
一九-二〇世紀転換期における「戦争ロマン」の表象についての比較文化史研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2009年4月 - 2012年3月

山室信一
戦後西ドイツにおける「社会国家性」の歴史的展開-家族をめぐる「包摂」と「排除」

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2009年4月 - 2012年3月

川越修
西洋の歴史に見る「グローバル・スタンダード」と「ローカル・アイデンティティ」

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2002年4月 - 2006年3月

芝井敬司
近代ドイツにおける治療者・患者関係の社会史的研究研究課題

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(c) 2000年4月 - 2004年3月

服部伸
ドイツにおけるオルタナティブ医療民間人運動

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究(A) 1995年4月 - 1996年3月

服部伸
19世紀ドイツにおけるオルタナティーブ医療の発展とその社会的背景

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究(A) 1995年 - 1995年

服部伸
19世紀後半から20世紀初頭ドイツにおける医師・患者関係の社会史的研究

稲盛財団稲盛財団助成金, 各種団体からの研究助成
近代ドイツにおける治療師

福武学術文化振興財団福武学術文化振興財団研究助成, 各種団体からの研究助成
ドイツ第二帝制時代の中央党の社会史的な研究

日本学術振興会特別研究員奨励費

服部伸