基本情報

所属
筑波大学 生命環境系 下田臨海実験センター 助教
学位
博士(生命科学)(東北大学)

研究者番号
40972097
J-GLOBAL ID
202201010720692178
researchmap会員ID
R000040619

生物多様性が複雑な環境下でいかにして創出され、現在まで維持されているのでしょうか?私は、この進化生物学の問題に着目して、系統・集団遺伝学、細胞生物学、生態学、群集生態学、生物地理学といったミクロからマクロまでの視点から統合的に研究を進めています。海洋生物をメインに扱っていますが、陸上生物や淡水生物についても興味があります。また、生物多様性保全に関する科学的データの蓄積や、効率的な環境保全のあり方に関する研究を行なっています。

以下は、現在、進行中のプロジェクトの一例です。

・生物間の相互作用がどのように種分化と系統的多様化を促すか (Kagawa et al. 2023, Am Nat, Kagawa & Chiba 2019, J Zoolなど)

・物理環境は集団構造や集団動態にどのように影響するか (Kagawa et al. 2024, Mar Biol, Kagawa et al. Mar Biodiversなど)

・群集の多様性が複雑な環境変数のなかでどのように決定されるか (Kagawa et al. 2024, Glob Ecol Consなど)

・人間活動は生物多様性にどのような影響をもたらすか (Kagawa et al. 2019, Plankton Bethos Resなど)

・市民科学調査を活用した生物多様性データの蓄積と生態学普及に関する研究 (Kagawa et al. 2020, Sci Repなど)

 


学歴

  4

委員歴

  1

論文

  22

MISC

  4

講演・口頭発表等

  23

担当経験のある科目(授業)

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  7

社会貢献活動

  6

メディア報道

  2