基本情報

所属
愛媛大学 法文学部 准教授
学位
博士(文学)(京都大学)

連絡先
ota.hironobu.vfehime-u.ac.jp
研究者番号
20788509
J-GLOBAL ID
201401025092170625
researchmap会員ID
B000242152

自己と世界の関わり、倫理、政治、科学技術、宗教などの哲学を関心事とし、主として西田幾多郎を中心とした、いわゆる「京都学派」という20世紀の近代日本哲学(三木清、西谷啓治、九鬼周造など)を研究しています。

 

拙いものですが、西田研究の成果を、単著『西田幾多郎の行為の哲学』(ナカニシヤ出版、2023年)として出版しました。マルクス、キルケゴール、ドストエフスキーからの西田への影響、柳宗悦との思想交流などに焦点を当てて、後期西田哲学を解釈し、自己と世界、倫理、宗教などの問題を考えてみました。

https://www.nakanishiya.co.jp/book/b623119.html

最近は三木清「構想力の論理」についてのエッセイを岩波書店『図書』に掲載させて頂きました。(以下で全文読めます)https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/7459

また、ハイデガーやアーレントといったドイツ哲学にも強い関心をもっています。今後は、日本哲学の研究も続けながらも、何かしらの形で、ハイデガーやアーレントをもっと研究していこうかと考えています。

総じて、微力ながら、近代日本哲学とドイツ哲学を中心に、また東洋日本思想にも目配りをしながら、さらに現代世界の具体的な諸問題にも目を向けながら、独自の哲学研究を切り開いていきたいと思っています。 

 


主要な書籍等出版物

  6

主要な経歴

  6

研究キーワード

  4

主要な論文

  14

主要な委員歴

  4

主要なMISC

  10

主要な講演・口頭発表等

  18

主要な担当経験のある科目(授業)

  10

所属学協会

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

その他

  2