2010年 - 2012年
ヒト腎臓由来iPS細胞を用いたNF-kappaB制御による新規腎臓再生療法の検討
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 22590878
- 体系的課題番号
- JP22590878
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
ヒト腎臓由来iPS(hR-iPS)細胞と線維芽由来iPS細胞でのNF-kB制御、未分化維持・分化誘導機構を検討した。両未分化iPS細胞のNF-kB活性をsiRNAにてknockdownしたところ、未分化マーカーの発現抑制、逆に分化マーカーの発現増加を認めた。またhR-iPS細胞の方が腎臓発生分化マーカーの発現が強い傾向にあった。この結果よりiPS細胞の未分化維持機構にNF-kB活性が関与をしている事、更にhR-iPS細胞の腎臓再生の可能性を見出した。成果の一部は日本腎臓学会、再生医療学会、海外誌(PLoSOne)などに報告した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22590878
- 体系的課題番号 : JP22590878