化学ライブラリーから選択したアクチノイドイオン用蛍光プローブを用いる放射性試料中のウラニルイオン検出のためのキャピラリー電気泳動法
25th International Symposium on Electro- and Liquid Phase- Separation Techniques
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- 開催年月日
- 2018年8月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
放射性試料中のアクチノイドイオンを高感度に分析するため、蛍光プローブを用いたキャピラリー電気泳動法による分析法を開発した。本研究では、化学ライブラリーを用いて、アクチノイドイオンの高感度検出に必要となる大環状および非環状の多座配位骨格を有する蛍光プローブ群を整備した。ウラニルイオンに対しては、4座の配位骨格を有する蛍光プローブを用いることにより、従来のキャピラリー電気泳動法の検出限界(ppmレベル)を大幅に改善し、pptレベルの検出限界を達成するとともに、実際の放射性廃液試料の分析に適用できることを示した。