2021年2月
プレプリントの利活⽤と認識に関する調査
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- 出版者・発行元
- 文部科学省科学技術・学術政策研究所
- 総ページ数
- 94
- 担当ページ
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 調査報告書
- DOI
- 10.15108/rm301
- ISBN
近年、プレプリント(学術雑誌に投稿する予定の査読・出版前の論文草稿)を公開する動きが分野を問わず拡がっており、特に2020年は、COVID-19に関する研究成果を中心としてさらに利活用が急増した。そこで文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、今後の学術情報流通政策に資するために、2020年8月から9月にかけて日本の研究者によるプレプリントの利活用の状況と認識に関するオンライン調査を実施した。対象は科学技術予測センターが運営する科学技術専門家ネットワークであり、1,448名から回答を得た(回答率75.7%)。
結果、プレプリントの入手経験は52.1%、公開経験は20.4%が有していた。入手、公開のいずれも若年層ほど比率が高く、所属機関や分野による差がみられた。
プレプリントの公開理由は、研究成果の認知や先取権確保の比率が高く、採用や昇進に関わるものも認められた。プレプリントを公開したいと思わない理由は、査読誌への投稿優先などの比率が高かった。
結果、プレプリントの入手経験は52.1%、公開経験は20.4%が有していた。入手、公開のいずれも若年層ほど比率が高く、所属機関や分野による差がみられた。
プレプリントの公開理由は、研究成果の認知や先取権確保の比率が高く、採用や昇進に関わるものも認められた。プレプリントを公開したいと思わない理由は、査読誌への投稿優先などの比率が高かった。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.15108/rm301 本文へのリンクあり
- ID情報
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- DOI : 10.15108/rm301