2019年5月27日
航空機レーザースキャナーデータの天然林管理への応用
日本森林学会大会発表データベース
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- 巻
- 130
- 号
- 開始ページ
- 87
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11519/jfsc.130.0_87
- 出版者・発行元
- 日本森林学会
天然林の有する多面的機能を十分に発揮させ、かつ持続的に管理していくためには、管理する単位での正確な林分情報が必要である。航空機レーザースキャナーは2000年代初頭の森林分野への応用が開始されて以来、主に人工林の資源把握に活用されてきたが、近年、天然林管理への応用事例も見られるようになってきた。本研究は、航空機レーザースキャナー計測で得られるデータから、天然林施業を行っている林分に対して、管理に必要となる林分材積、施業経過年数と開空度との関係をマッピングすることを目的とする。本研究の研究対象地は東京大学北海道演習林の天然林である。まず、航空機レーザースキャナーデータからDSM(林冠標高モデル)とDEM(デジタル地盤高モデル)を作成し、それらの差分からDCM(林冠高モデル)を作成した。このDCMから得られる変数と地上調査により得られた材積から林分材積推定モデルを求めた。また、0.2mメッシュでレーザーが林冠を透過しているかどうかを判定し、5mメッシュで開空度を算出し、林分単位で施業経過年数と比較した。これらの結果を5mメッシュでマッピングした。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11519/jfsc.130.0_87
- CiNii Articles ID : 130007645901
- CiNii Research ID : 1390845713067045888