2019年4月 - 2024年3月
質的研究論文の教育資源提供ネットワークQUARIN-Jの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
2019年8月25日に、聖路加国際大学において、QUALIN-Jのキックオフミーティングを開催した。看護系学会協議会所属の47学会の学会誌編集委員長に開催案内を送付、うち28学会から編集委員長または編集委員が参加した。ミーティングでは、質的方法を用いた学術論文の査読、掲載に際して経験した困難と、その解決のために必要な支援を分かち合い、焦点化する小グループによるフォーカスグループを実施した。キックオフミーティングにおいては、今後の資源開発に参加を希望する研究協力者の登録を依頼した。その結果、参加28名中、26名が研究に引き続き参加したいとの希望を表明し、共同研究者としての登録が得られた。
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フォーカスグループでの話し合いは、参加者の同意を得て録音し、逐語録を作成した。内容の共通性に注目し、質的データ分析ソフトNVIVOを用いて分析した。
分析の結果、2020年度に開発すべき資源が明らかになった。①査読者向け資源の開発:good reviewerのインタビュー(今後、査読者の顕彰制度の創設を視野におく)、②編集委員向け資源の開発:good editorのインタビュー(前項同様に、編集者の顕彰制度創設を検討する)、③編集委員長向け資源の開発:異なる査読結果をうまくまとめた事例の分析 であった。また、引き続き投稿時に著者が方法論について選択する、キーワードリストの開発についても継続することとした。
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フォーカスグループでの話し合いは、参加者の同意を得て録音し、逐語録を作成した。内容の共通性に注目し、質的データ分析ソフトNVIVOを用いて分析した。
分析の結果、2020年度に開発すべき資源が明らかになった。①査読者向け資源の開発:good reviewerのインタビュー(今後、査読者の顕彰制度の創設を視野におく)、②編集委員向け資源の開発:good editorのインタビュー(前項同様に、編集者の顕彰制度創設を検討する)、③編集委員長向け資源の開発:異なる査読結果をうまくまとめた事例の分析 であった。また、引き続き投稿時に著者が方法論について選択する、キーワードリストの開発についても継続することとした。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H03929
- 体系的課題番号 : JP19H03929