MISC

1985年12月

野菜中の安定沃素分析法の検討

PNC TN8430 86-001
  • 並木 篤
  • ,
  • 石田 順一郎
  • ,
  • 岩井 誠

開始ページ
29
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等

129Iは,物理的半減期が非常に長いことから,長期的には,人体への影響を考慮することが必要と考えられ,その環境中での挙動調査を行なうことが極めて重要となってきた。ヨウ素の環境中における移行については,主要な被曝経路について安定ヨウ素を測定するなどの方法により調査が可能で,土壌や海藻などの安定ヨウ素含有量の多い試料についてはすでに報告した。今回は,野菜などの安定ヨウ素含有量の少ない試料についての分析法の開発,検討を行なった。分析は次の手順で実施した。まず,試料に125Iを添加し,炭酸塩を加えて焙焼した。次に溶媒抽出操作により炭酸塩などの妨害元素を除去し,イオン選択性電極法により安定ヨウ素を測定,Ge検出器により 125Iの回収率を求めて安全ヨウ素測定値を補正した。その結果,変動係数は11\%であり,この時の平均回収率は72\%,供試量換算による検出限界は0.35$\sim$0.59$\mu$g/gdryであった。従って,本分析法は,野菜などの安定ヨウ素含有量の少ない試料についても有効であることが実施された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?4022722

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