渡辺 信和
ワタナベ ノブカズ (Nobukazu Watanabe)
更新日: 2025/04/02
基本情報
- 所属
- 熊本大学 血液・膠原病・感染症内科 学術研究員
- 学位
-
医学博士(熊本大学)
- 研究者番号
- 10334278
- J-GLOBAL ID
- 200901053165292272
- researchmap会員ID
- 1000367529
1. 熊本大学大学院(1987年〜1991年)では病巣指向性superoxide dismutase(SOD)誘導体による虚血再灌流性不整脈モデル動物の実験的治療を行い、本病態への活性酸素の関与を示しました(本研究で学位取得)。また、血管内皮指向性SOD誘導体による自然発症高血圧ラットの実験的治療により、高血圧病態への活性酸素の関与を示しました。
2. Stanford大学(1994年〜1998年)ではマルチカラー・フローサイトメトリー(MFC)技術を習得し、以後一貫して臨床との共同研究でMFCを使用した問題解決型の臨床研究を行いました。放射線科との共同研究で放射線療法後のHodgkin病患者の末梢血を解析した結果、胸腺障害によるナイーブT細胞の著しい減少が判明しました。また、BMT programとの共同研究で骨髄移植後にメモリーT細胞が一過性にTh1優位に傾くこと、急性GVHDやCMV diseaseではTh1優位が長期間継続することを見出しました。
3. 東京大学医科学研究所・感染症研究部(1998年〜2001年)では細胞内サイトカイン染色法により、HIV感染者のウイルス特異的T細胞を解析しました。その結果、CMV特異的CD8+T細胞は細胞傷害分子であるperforinを高発現しているのに対し、HIV特異的CD8+T細胞では同分子が欠失し、HIV特異的細胞性免疫が特異的に障害されていることを示しました。
4. 同・細胞プロセッシング(2001年〜2004年)では臍帯血と骨髄の造血幹細胞における骨髄へのホーミング関連分子を解析し、臍帯血由来の造血幹細胞ではこれらの分子の発現レベルが低いことが分かりました。また、臍帯血移植後のCMV特異的T細胞動態を解析し、移植後30日後にはCMV特異的CD4+T細胞が獲得されるものの、CMV抗原血症の発症を阻止できないことが判明しました。
5. 同・FACSコアラボラトリー(2004念〜2009年)では近年HLA不一致移植が増加していることに着目し、ドナーとレシピエントに特異的なHLAをそれぞれ特異的抗HLA抗体で染色してMFCで検出するキメリズム解析/HLA-Flow法を開発しました。同解析法は特許を出願し、リプロセル株式会社で実用化を試みました。
6. 同・病態解析領域(2009年〜2015年)では、新規マーカーによるATL細胞解析/HAS-Flow法を開発しました。同解析法も特許を出願し、今後実用化が期待されています。
7. 九州がんセンター(2015年〜2016年)ではATLに対する樹状細胞療法での病態モニタリングを、福岡大学(2016年〜)ではMGUSとくすぶり型骨髄腫の予後予測について、いずれもMCFによる解析システムの立ち上げを行っています。
2. Stanford大学(1994年〜1998年)ではマルチカラー・フローサイトメトリー(MFC)技術を習得し、以後一貫して臨床との共同研究でMFCを使用した問題解決型の臨床研究を行いました。放射線科との共同研究で放射線療法後のHodgkin病患者の末梢血を解析した結果、胸腺障害によるナイーブT細胞の著しい減少が判明しました。また、BMT programとの共同研究で骨髄移植後にメモリーT細胞が一過性にTh1優位に傾くこと、急性GVHDやCMV diseaseではTh1優位が長期間継続することを見出しました。
3. 東京大学医科学研究所・感染症研究部(1998年〜2001年)では細胞内サイトカイン染色法により、HIV感染者のウイルス特異的T細胞を解析しました。その結果、CMV特異的CD8+T細胞は細胞傷害分子であるperforinを高発現しているのに対し、HIV特異的CD8+T細胞では同分子が欠失し、HIV特異的細胞性免疫が特異的に障害されていることを示しました。
4. 同・細胞プロセッシング(2001年〜2004年)では臍帯血と骨髄の造血幹細胞における骨髄へのホーミング関連分子を解析し、臍帯血由来の造血幹細胞ではこれらの分子の発現レベルが低いことが分かりました。また、臍帯血移植後のCMV特異的T細胞動態を解析し、移植後30日後にはCMV特異的CD4+T細胞が獲得されるものの、CMV抗原血症の発症を阻止できないことが判明しました。
5. 同・FACSコアラボラトリー(2004念〜2009年)では近年HLA不一致移植が増加していることに着目し、ドナーとレシピエントに特異的なHLAをそれぞれ特異的抗HLA抗体で染色してMFCで検出するキメリズム解析/HLA-Flow法を開発しました。同解析法は特許を出願し、リプロセル株式会社で実用化を試みました。
6. 同・病態解析領域(2009年〜2015年)では、新規マーカーによるATL細胞解析/HAS-Flow法を開発しました。同解析法も特許を出願し、今後実用化が期待されています。
7. 九州がんセンター(2015年〜2016年)ではATLに対する樹状細胞療法での病態モニタリングを、福岡大学(2016年〜)ではMGUSとくすぶり型骨髄腫の予後予測について、いずれもMCFによる解析システムの立ち上げを行っています。
研究キーワード
10経歴
15-
2021年5月 - 現在
-
2020年4月 - 現在
-
2017年10月 - 2020年3月
-
2017年4月 - 2017年9月
-
2016年5月 - 2017年3月
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2015年3月 - 2016年3月
-
2009年4月 - 2015年2月
-
2004年4月 - 2009年3月
-
2001年4月 - 2004年3月
-
1998年4月 - 2001年3月
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1994年9月 - 1998年3月
-
1993年7月 - 1994年8月
-
1992年4月 - 1993年6月
-
1991年4月 - 1992年3月
-
1985年6月 - 1987年3月
学歴
2-
1987年4月 - 1991年3月
-
1979年4月 - 1985年3月
論文
59-
Cancer science 110(12) 3746-3753 2019年10月 査読有り
-
ANNALS OF TRANSPLANTATION 22 156-165 2017年3月 査読有り
-
CANCER IMMUNOLOGY RESEARCH 4(8) 644-649 2016年8月 査読有り
-
BRITISH JOURNAL OF HAEMATOLOGY 169(3) 356-367 2015年5月 査読有り
-
EXPERIMENTAL HEMATOLOGY 43(2) 79-88 2015年2月 査読有り
-
BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS 456(1) 1-6 2015年1月 査読有り
-
STEM CELLS AND DEVELOPMENT 24(2) 214-227 2015年1月 査読有り
-
CLINICAL CHEMISTRY AND LABORATORY MEDICINE 53(1) 85-93 2015年1月 査読有り
-
TRANSPLANT IMMUNOLOGY 31(1) 33-41 2014年6月 査読有り
-
Clin. Cancer Res. 20(11) 2851-2861 2014年4月11日 査読有り
-
Differentiation 87(3-4) 111-118 2014年 査読有り
-
Pediatric Transplantation 18(5) E180-E184 2014年 査読有り
-
INTERNATIONAL JOURNAL OF ORAL & MAXILLOFACIAL IMPLANTS 28(6) E451-E460 2013年11月 査読有り
-
Cytometry Research 23(2) 41-49 2013年9月25日 査読有り招待有り
-
Br. J. Haematol. 163(5) 683-685 2013年9月3日 査読有り
-
医学のあゆみ 245(12) 1011-1019 2013年6月22日 査読有り招待有り
-
Int. J. Hematol. 97(5) 667-672 2013年4月9日 査読有り
-
Cell stem cell 12(1) 114-26 2013年1月3日 査読有り
MISC
13-
Science Avanzato 9 1-8 2014年 招待有り
-
臨床血液 53(9) 1360 2012年9月30日
-
Science Avanzato 3 1-12 2010年 招待有り
-
臨床血液 48(9) 2007年
-
臨床血液 44(8) 657 2003年8月30日
-
日本輸血学会雑誌 49(2) 342 2003年5月1日
-
日本輸血学会雑誌 49(2) 339 2003年5月1日
-
日本輸血学会雑誌 49(2) 311 2003年5月1日
-
日本輸血学会雑誌 49(2) 341 2003年5月1日
書籍等出版物
7-
洋土社 2014年1月20日
-
洋土社 2003年9月1日
-
洋土社 2002年3月1日
-
医学書院 2000年8月1日
-
学会出版センター 1992年10月1日
-
学会出版センター 1992年10月1日
-
日本医学館 1987年1月1日
講演・口頭発表等
19-
第77回日本血液学会学術集会 2015年10月17日 日本血液学会
-
第25回日本サイトメトリー学会学術集会 2015年7月11日 日本サイトメトリー学会
-
第37回日本造血細胞移植学会総会 2015年3月7日 日本造血細胞移植学会
-
第1回日本HTLV-1学会学術集会 2014年8月23日 日本HTLV-1学会
-
第34回日本造血細胞移植学会総会 2012年2月24日 日本造血細胞移植学会 招待有り
-
第40回日本免疫学会学術集会 2011年11月28日 日本免疫学会 招待有り
-
CYTO 2011 2011年5月22日 the International Society for Advancement of Cytometr
-
第70回日本血液学会学術集会 2008年10月10日 日本血液学会
-
第18回日本サイトメトリー学会学術集会 2008年6月28日 日本サイトメトリー学会
-
49th American Society of Hematology Annual Meeting 2007年12月9日 American Society of Hematology
-
第26回日本造血細胞移植学会総会 2003年12月19日 日本造血細胞移植学会
-
第51回日本輸血学会総会 2003年5月29日 日本輸血学会
-
44th American Society of Hematology Annual Meeting 2002年12月8日 American Society of Hematology
-
第1回日本再生医療学会総会 2002年4月18日 日本再生医療学会
-
第24回日本造血細胞移植学会総会 2001年12月20日 日本造血細胞移植学会
-
43rd American Society of Hematology Annual Meeting 2001年12月9日
-
第14回日本エイズ学会学術集会 2000年11月28日 日本エイズ学会
-
第30回日本免疫学会学術集会 2000年11月14日 日本免疫学会
-
Keystone Symposia 2000年4月8日 the Office of AIDS Research, NIH
所属学協会
2共同研究・競争的資金等の研究課題
20-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 2015年4月 - 2017年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2014年4月 - 2016年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2013年4月 - 2016年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2012年4月 - 2015年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2012年4月 - 2015年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2010年 - 2012年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2010年 - 2012年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2010年 - 2012年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2009年 - 2011年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2009年 - 2011年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2009年 - 2011年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 2008年 - 2009年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2007年 - 2008年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 萌芽研究 2006年 - 2007年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2006年 - 2007年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2005年 - 2006年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2004年 - 2006年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 萌芽研究 2003年 - 2004年
社会貢献活動
3