基本情報

所属
奈良県立大学 地域創造学部 講師
学位
学士(音楽)(2014年3月 東京藝術大学)
修士(文学)(2020年3月 東京大学)

J-GLOBAL ID
202201019734318195
researchmap会員ID
R000033301

1991年静岡生まれ。奈良県立大学地域創造学部講師。

東京藝術大学にてアートプロジェクトの実践を通したアートマネジメントを学び、卒業後に民間シンクタンクにおいて文化庁委託事業を中心とした調査研究業務に従事。退職後、東京大学大学院文化資源学研究室において、刑務所と芸術を研究テーマにアートマネジメントの観点から、刑務所(矯正施設)の内と外との対話の回路をどのようにつくっていくことができるのかについて研究と実践を重ねる。大阪成蹊大学芸術学部非常勤講師(「生涯学習概論」)。「アート/ケア/文化政策」研究会メンバー。その他に、NPO法人マザーハウス理事、NPO法人CrimeInfo 副代表(理事)を務める。


論文

  4

MISC

  10

講演・口頭発表等

  26

担当経験のある科目(授業)

  4

所属学協会

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

学術貢献活動

  5

社会貢献活動

  11

その他

  5
  • 2025年3月 - 現在
    刑事司法領域におけるアートに関する実践者や研究者のネットワークに参加。
  • 2021年9月 - 現在
    https://project.pacr-lab.net/prisonartresearch/
  • 2021年8月 - 現在
    当研究会は、ケアの倫理とアートと文化政策を架橋することを目指して、2021年から活動を開始しました。文化政策やアートマネジメントの現場では、2000 年代以降に効率性や経済性を求める新自由主義的な価値観が広まりました。他方で、新自由主義がもたらす格差や社会的排除を問題視し、社会包摂への方策に注目する文化政策の研究と実践も生まれています。わたしたちは、「役に立つ、儲かる」という点がアートを価値づける際の優先事項として選び取られる中、そうではない価値を示しうる言葉を育むために、ケアの概念を参照しました。同時に、ケアもアートも、その良い側面ばかりを取り上げるのではなく、そこに内在する危険性にも十分に目を配りながら、議論することを目指しています。国内外の研究者・実践家・当事者のみなさんと共に、ケアとアートと文化政策について様々な視点から考え、言葉を紡ぎ、その実践を行う場が、この研究会です。
  • 2015年10月 - 2017年3月
    札幌市委託事業として、新たな複合文化施設の開館準備に向け、他都市の類似施設の事例調査やアーティストの調査を行い、事業企画検討の基礎資料を作成した。
  • 2015年11月 - 2016年3月
    東京都委託事業にて海外のアール・ブリュット美術館の調査を担当。