2014年4月 - 2017年3月
アシドーシス時の心機能改善にコルホルシンダロパートはカテコラミンより有用か?
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 26861516
- 体系的課題番号
- JP26861516
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,120,000円
- (直接経費)
- 2,400,000円
- (間接経費)
- 720,000円
- 資金種別
- 競争的資金
アシドーシスはカテコラミン反応性を減弱させ心収縮力を低下させることが知られている。本研究では、カテコラミンβ1受容体を介さずにアデニル酸シクラーゼを賦活化することで強心・血管拡張作用を得るコルホルシン(COLF)のアシドーシス時における心機能改善効果を検討した。
6頭のビーグル犬に正常時と呼吸性アシドーシス時とにおいてCOLFとカテコラミンであるドブタミン(DOB)とを交互に投与した。両薬剤とも用量依存性に心拍出量および心拍数を増加させ、全身血管抵抗を低下させたが、その作用は正常時と比較してアシドーシス時では抑制された。DOBは用量依存性に肺動脈圧を増加させたが、COLFでは増加させなかった。
6頭のビーグル犬に正常時と呼吸性アシドーシス時とにおいてCOLFとカテコラミンであるドブタミン(DOB)とを交互に投与した。両薬剤とも用量依存性に心拍出量および心拍数を増加させ、全身血管抵抗を低下させたが、その作用は正常時と比較してアシドーシス時では抑制された。DOBは用量依存性に肺動脈圧を増加させたが、COLFでは増加させなかった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26861516
- 体系的課題番号 : JP26861516