2007年4月
軽水減速MOX燃料格子を模擬したFCA炉心における$^{238}$Uドップラー反応度効果の測定と解析
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 44
- 号
- 4
- 開始ページ
- 537
- 終了ページ
- 547
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1080/18811248.2007.9711843
軽水減速MOX燃料での$^{238}$Uドップラー反応度のデータを新たに取得し、現行解析コードシステム及び核データの予測精度を評価することを目的として、FCAを用いた$^{238}$Uドップラー反応度の測定を実施した。実験では、組成や径の異なる種々の天然ウランサンプルを用い中性子スペクトルを変化させたMOX燃料軽水炉模擬炉心及びウラン炉心において、室温から800$^{\circ}$Cまでのドップラー反応度を測定した。解析においては、現行の高速炉及び熱中性子炉標準解析コードシステムと最新の核データJENDL-3.3を用いた。両解析コードとも計算と実験の比(C/E)はMOX炉心に対して0.96から1.06の範囲となり、ウラン炉心と同様に実験誤差の範囲内で良い一致を得た。
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- ID情報
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- DOI : 10.1080/18811248.2007.9711843
- ISSN : 0022-3131
- eISSN : 1881-1248
- Web of Science ID : WOS:000247192500003